Q：実はOBなのに先行組やフォアキャディがセーフの合図を出したような場合 2015.11.09
パー4の2打目を打ったら、グリーンを大きくオーバーしたので暫定球の準備をしたら、先行組のプレーヤーがセーフの合図をしてくれた。しかし行ってみたら、わずかにOBであったため打ち直しに戻った。この処置はこれでよいと思うが、ここで質問したいのは、セルフプレーの場合、先行組の善意による合図やフォアキャディーの合図をもとにプレーを進行させるが、これらの合図を無視して暫定球を打っても構わないものか。先の場合も、自分の判断を優先すれば、打ち直しに戻るような無駄な動きもなかったわけだから。
回答
ご質問ありがとうございます！
他の人の善意であろうとなんであろうと、プレーヤー自身が暫定球の必要があると思う場合、暫定球をプレーすることができます。規則的にもマナー的にも問題はありません。私も似たような経験があり、ベテランハウスキャディさんが「あの辺なら大丈夫」と行ったので、そのまま行ってみたら木に跳ねてOBに行っていたことがありました。以来、『恐らく大丈夫』でもOBの可能性が少しでも考えられる場合は他の人の意見がどうであれ暫定球をプレーするようにしています。もちろん、セーフの状態を同伴競技者やキャディが確認できたというのなら暫定球は打たないでしょうが、確認はしていないけどたぶん大丈夫と言っている場合は「（大丈夫と言ってくれてはいますが）一応暫定球をプレーしておきます」といった体裁でプレーしておくのが良いかと思います。
とはいえ、OBかセーフか微妙な場所に打った後にフォアキャディがセーフの合図を出していたらさすがに信じるしかありませんし、信じるということは暫定球を打たない、ということになりますね。