Q:最初の球がインプレーで見つかったことを報告しなかったために同伴競技者から2打罰のクレームがつく 2015.11.09

先日ラウンドしたところ、右のほうのOBゾーンに飛んで行ったので落下地点が見えなかったもので暫定球宣言をしたのです。その際に同伴者から同じ色のボールをだしているとの指摘をうけたので、最初の第一打は一番ですといいました。第二打目は六番ですといい、プレイを続けたのですが、いってみれば、第一打はセーフでそのままプレイしようとしたら、それは何番かの問いかけがあったもので一番ですとこたえてのぞきこんで確認をしつづけてプレイしました。二打目もOBかもでも大丈夫と思いプレイをし、その後パーでホールアウト。結局一打目も二打目もセーフでした。パーでした。と同伴者に言ったところ、セーフならセーフといえとのクレームがつきました。昼食時に同伴者より半強制的に二打罰のクレームが・・・。競技中でわたしは、二打罰かと頭が真っ白になり、そのままプレイしました。こういう場合はいかがでしょうか? 二打罰ですか?

サリーさん

回答
ご質問ありがとうございます!
まず、暫定球(規則27-2)についてですが、最初の球がOBもしくは紛失の可能性があった状況ですので暫定球をプレーすることができ、この際にマーカーか同伴競技者に『暫定球をプレーする意志』を告げなければなりません。ご質問内容から察するに正しく暫定球をプレーする意志を告げているのでその点については問題ないかと思います。暫定球をプレーする意志を告げる際に、何番の球をプレーするか、ということまでは規則は要求していませんので、何番の球かを告げなかったからといって罰が課せられることはありませんが、紛議をなくすためには告げた方が良いかと思います。
その後、最初の球がインプレーで見つかったので、最初の球をプレーしていったことは正しい処置であり、特にそのことについてマーカーや同伴競技者に告げなければならない、といったことはありません。同伴競技者にセーフと言わなかったからといって罰が課せられる、ということはないのです。最初の球がインプレーで見つかった瞬間に暫定球としてプレーした6番の球はもはや暫定球ではなくなり、その後プレーすることはできなくなるので、もしその6番の球をプレーしてしまったのであれば誤球の2打罰を受けることになりますが、それ以外でご質問内容において罰が課せられる点はありません。
同伴競技者が何の罰について2打罰を課すようクレームしたのか、詳しいところは良く分かりませんが、ご質問内容からは以上のように判断できます。もし、不明な点がある場合はスコアカードを提出する前に競技委員に報告し裁定を仰ぐようにしましょう。

Mr.golfbaka