Q:救済を受ける時にマーカーか同伴競技者の立ち会いは必要か? 2015.11.02

救済のニアレスポイントを決める際、マーカー又は同伴競技者の立会いは必要でしょうか?
質問1.立会いを求められた場合に、どうぞやってくださいと言って暗に断ってもいいか?
質問2.逆に明らかに救済を受けなければならない状況で、同伴競技者もその球の状況が分かっているとき、救済を受けることを宣言せずに、その処置を行ってもいいか?

かとちゃんさん

回答
ご質問ありがとうございます!
動かせない障害物からの救済(規則24-2)や異常なグラウンド状態からの救済(規則25-1)、また、ウオーターハザードからの救済(規則26-1)やアンプレヤブルの処置(規則28)など、各種救済を受けて処置する場合、規則では特に同伴競技者やマーカーの立ち会いや承認を求めていません。これは、プレーヤーが規則を知っていて正しく処置することが前提となっているからです。従って、質問1のように「どうぞやってください」と言って立ち会わなくても良いですし、質問2のように宣言をしなくても何ら罰はありません。
ただ、同伴競技者が処置を知らない場合は教えてあげるために立ち会った方が良い場合もあるでしょうし、紛らわしいような状況で救済を受ける場合(例えばラフに埋もれた排水溝に球があり同伴競技者からはその排水溝が見えないような場合など)は救済を受けることを宣言しておけば余計な紛議が発生しなくて済むことに繋がるかと思います。
ちなみに規則で、マーカーか同伴競技者に伝えることを要求しているのは以下の項目になります。
・暫定球(規則27-2
・球の確認のための拾い上げ(規則5-3規則12-2
・2つの球をプレーする場合(規則3-3
・クラブの不使用宣言(規則4-4

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