Q:グリーンに膝や手をつくこと 2015.06.18

パットのラインを読むため、グリーンに膝をついたり手をついたりする事はできますか?

まみさん

回答
ご質問ありがとうございます!
パットのラインを読むためにグリーンに手や膝をつくことはできます。ただし、気を付けなければならないのは、その際にパットの線に触れてはいけない、ということです。規則16-1aでは、以下の場合を除きパットの線に触れることを禁止しており、違反は2打罰となります。

【パットの線に触れても罰がない場合】
1.ルースインペディメント(落ち葉、小石など)を取り除く時
2.アドレスの際にクラブを球の前に置く時
3.規則に従った処置をするために距離を測っている時
4.球の拾い上げやリプレースの時
5.ボールマーカーを押さえつける時
6.グリーン上のボールマークや古いホールの埋め跡を直している時
7.動かせる障害物を取り除く時
3の『距離を測っている時』とは、例えば他の人のライン上にある自分のボールマーカーをクラブヘッド1個分測ってずらすような場合のことです。5の『ボールマーカーを押さえつける時』については、自分の物だけに限らず、他の人のボールマーカーを押さえつけることもできます。
また、規則16-1dではグリーン面のテストについて定めているのですが、その中では『球を転がしたり、表面をこすったり引っかいたりすることによってグリーン面をテストしてはならない』としており、裁定集16-1d/4によると、ただ手をつくだけでは違反とはならないことも明示しています。

Mr.golfbaka