Q:ドロップすべきところをプレースした後に誤りに気付いた場合 2015.06.18

修理地から救済を受けた時、ニアレスポイントにプレースした後、間違えに気が付きました。その後の処置を教えてください。又、間違えた事に気が付き、拾い上げてドロップし直しました。この場合の処置は正しいでしょうか?
よろしくお願いいたします。

ミミちゃんさん

回答
ご質問ありがとうございます!
修理地や穴掘り動物などの穴等(規則25-1・異常なグラウンド状態)、また動かせない障害物(規則24-2)、といった障害から罰無しの救済を受ける場合、ニアレストポイントから1クラブレングス以内のホールに近付かない範囲にドロップするわけですが、この時、ドロップではなくプレースしたとなると、規則25-1や24-2に反して誤所でインプレーになっていることになります。そのままプレーすると誤所からのプレーの2打罰を受け、その球でプレーを続けなければいけません。ですが、プレーする前であれば誤りを訂正することができます。ご質問のケースでは間違えたことに気付きドロップし直したとのことですので、その処置は正しかった、ということです。
ちなみに、今回のご質問のようにドロップすべきところをプレースしたり、プレースすべきところをドロップしたり、また、誤った場所にドロップしたりプレースした場合、たとえ誤っている場所であったとしても、その球はドロップしたりプレースしたりした瞬間にインプレーとなります(規則20-4)。本来、インプレーの球は触れたり拾い上げたりすると規則18-2aにより罰が課せられますが、誤った場所にドロップしたりプレースされた球はプレーする前であれば罰無しで拾い上げて誤りを訂正することができる、といった規則があるのです(規則20-6

Mr.golfbaka