Q:芝の無い場所などで地面にくい込んだ球 2015.02.07

ピッチマーク「地面にくい込んでいる球」では
「スルーザグリーンの、芝草を短く刈ってある区域で、球がその勢いで自ら地面に作った穴(ピッチマーク)にくい込んでいるとき」
とありました。芝草を短く刈ってある区域とはフェアウエイと解釈しています。フェアウエイ以外の所でベアグラウンドや芝の無い所 (スルーザグリーン内どこでも)に食い込んだ場合救済を受けれますでしょうか?
よろしくお願い致します。

美穂さん

回答
ご質問ありがとうございます!
地面にくい込んでいる球については規則25-2で定めています。ここでは「芝草を短く刈ってある区域」とは
”フェアウエイの長さかそれより短く刈ってあるコース上の全ての区域(ラフを通り抜ける通路を含む)”
としています。ということは、一般的にスルーザグリーンで該当する場所となるのは、フェアウエイ、花道、カラーといったところになります。また裁定集ではティーグラウンドも同様の救済が認められることが記されています。
この規則の意図するところは、球がフェアウエイなどの良い状態の場所に行ったにもかかわらず厳しい条件でプレーすることから救済を得ることを認めることにあります。ですので、ラフの中の一部分だけ芝が短い場所があり、そこで球が地面にくい込んでしまった場合や、ベアグラウンドなどの芝のない場所で球がくい込んでしまっても規則25-2の対象外であり救済は認められない、と解釈します。規則書には「芝草を短く刈ってある区域」について上記のようにしか書かれていませんが『そのようにコース側が意図的に整備した区域』と捉えるべきかと思います。

Mr.golfbaka