Q:木に跳ね返り後ろに戻った球に対してアンプレヤブルの処置で前回プレーした場所(ホールに近付く)からプレーする 2015.01.22

アンプレヤブルの処置の質問です。第2打で前方の木に当たりボールが第2打地点より後方の林に入り10ヤード戻ってしまった。アンプレヤブルを宣言し、アンプレヤブルを招いた元の地点、第2打地点から打てるのか? それとも、元の地点はホールに近いからだめで、別の2つの処置を選択しなければならないのか? 教えてください。

やまよしさん

回答
ご質問ありがとうございます!
アンプレヤブルの処置(規則28)で、選択肢の中の「a.プレーヤーが初めの球を最後にプレーした所のできるだけ近くで球をプレー」を選択して処置する場合、ご質問のように現在の球の位置よりホールに近付くことになっても問題なくその処置をとることができます。
ゴルフ規則には規則27-1に「ストロークと距離に基づく処置」というのがあります。これは1打罰で『最後にプレーした場所からプレー』することを意味していますが、プレーヤーはいつでも任意にこの処置をとることができます。極端な例を挙げてみると、例えば、傾斜のきつい50cmの下りパットを強気で打ったところ、引っかけてしまい、その球は傾斜による加速も手伝ってグリーン外のバンカーに転がりこんでしまったとします。そのプレーヤーはバンカーが苦手なので、そのままプレーするよりも、1打の罰を加え前回プレーしたホールの上50cmの場所からプレーすることもできる、というわけです。
球がOBに行った場合、球を紛失した場合、ウオーターハザードからの救済(規則26-1)のaの選択肢を選んだ場合、アンプレヤブルの処置のaの選択肢を選んだ場合も、ストロークと距離に基づく処置をとる、といった考え方になります。

Mr.golfbaka