Q:プレーの線にかかるバンカー内の砂を均す 2014.10.30

バンカー内/付近でいつも気になる点なのですが、よろしくお願いします。
A
1)バンカー越え20Yくらいのアプローチを残している。
2)ダフったらバンカーに入りそう。
3)バンカーは前のプレーヤーがきちんと砂をならしていなく、足跡、スイン跡が残っている。
4)現時点ではバンカー外だけれど、入るといやなので・・先にバンカーをキチンと直しておいた!
この4の行為はOKでしょうか?

B
1)バンカーから打ったけれど、出ずにまたバンカーに残ってしまった
2)次のショットを打つ前に、1回目のバンカーショット時に出来た足跡等を治してもいいのでしょうか? また、その折に、自分がつけた足跡以外も直していいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

岐阜ワタナベさん

回答
ご質問ありがとうございます!
まずAについてですが、球がそのバンカーに入る可能性がある状況でバンカーを直していますので、プレーの線を改善したことになり規則13-2の違反で2打罰が課されることになります。ただし同じような状況でも罰が課されない場合もあります。例えばバンカーの球を後方に出し、その後、そのバンカー越えのアプローチが残った場合です。規則13-4の「例外」の中で、ハザードからプレーされた球がそのハザードの外に出た場合、そのハザードの砂や土を制限なしに直すことを認めているからです。つまり、自分がプレーして脱出した後のバンカーはどのような状況であろうと直すことができる、というわけです。
Bについても規則13-4の例外で定められています。単にコース保護の目的であり、球のライ、スイング・スタンス区域、プレーの線など、次のプレーに影響する可能性が考えられないような場所であれば均すことを認めています。ただし、この場合、他の競技者から砂のテストとみなされないよう注意を持った行動をとることが大事です。怪しげな行動は砂のテストとみなされ、規則13-4の違反により2打罰が課される可能性もありますので、プレーの進行に余裕がない場合や、よほど大きなバンカーでもない限り、バンカーから球が出た後に均した方が無難でしょう。

Mr.golfbaka