Q:同伴競技者がホールアウトする前にホールのふちを直すこと 2014.10.13

いつも参考にさせて戴いています。
先日の出来事ですが、プレーヤー4人のボールがグリーンにオンした後の事です。カップを見ると、カップのふちの芝がめくれあがり、全員のパッティングに影響が有りそうな状態でした。最初にホールアウトしたプレーヤーがボールを拾い上げる際にこれを修復しました。同伴プレーヤーがまだホールアウトしていない状態で、既にホールアウトしたプレーヤーがカップのふちを修復したら、修復したプレーヤーにペナルティは課せられるでしょうか。これからパッティングするプレーヤーにとっては、援助にもなる行為です。

匿名希望さん

回答
ご質問ありがとうございます!
回答ですが、プレーヤー自身はホールアウトした後ですのでパットの線に触れたこと(規則16-1a)やプレーの線の改善(規則13-2)の違反にはなりませんが、善意であれ同伴競技者のパットに影響を及ぼす目的で修復が行われたのであれば、そのプレーヤーは規則1-2の違反で2打罰が課されることになります。同伴競技者のその後のプレーに影響を及ぼす意志がなく、単にコース保護の目的で修復したのであれば罰はありません。外見からは判断しにくいことですが、本人がどのような意志のもとホールのふちを直したのか? ということが問われることになります。
紛議を醸さないためにもホールのふちの損傷は、よほど酷いものでない限り基本的にはその組のプレーヤー全員がホールアウトした後に直すべきものとして捉えておいた方が良いでしょう。あまりに酷い場合は競技委員を呼んで対応しましょう。

Mr.golfbaka