Q：救済を受けるために左打ちを宣言し、救済を受けた後に右打ちに変える 2014.10.13
左打ち宣言で救済を受けた後、右打ちに変えた場合は違反になりますか？ 今回も回答宜しくお願い致します。
1.カート道路全幅プレー禁止区域（スタンス含む）
2.球のある位置はグリーンに向かい道路から20cm位左
3.球より30cm前方に動かせないポール（人工物）あり打てない
4.球からグリーンまで残り約200ヤード
5.このコースのローカルルールではカート道路上に球がある場合又はスタンスが掛かる場合は進行中のスルーザグリーン側に二アレスポイントを決めそこにドロップとあります
6.プレイヤーは左打ちしたいので救済を受けたいと言って道路右側の二アレスポイントにドロップし、その後右打ちした（左打ちの場合はスタンスが道路上になる）
回答
ご質問ありがとうございます！
規則24-2・動かせない障害物からの救済では、その障害が、合理的ではないストローク方法や、不必要に異常なスタンス、スイング、プレーの方向を取ることによってだけ生じる場合、救済を受けることはできない、と定めています。つまり、ご質問のケースでは、カート道に関して言えば、右打ちのプレーヤーは救済を受けることができない、ということになります。救済を受けられないのに球を拾い上げたとなると規則18-2aの定めるところにより、1打罰でリプレースしなければならない（リプレースしなければ2打罰）、ということになります。
また、ご質問のケースでは30cm前方に動かせないポール（人工物）があったとのことですが、かなり近い距離ですので、普通に右打ちでスイングしてもポールにクラブが当たる可能性が考えられます。その場合はポール（動かせない障害物）からの救済を受けることが可能です。ポールが3mも前にありスイングには影響しないが球が当たるかも知れない、というだけでは救済は受けられません。