Q:球の前の飛球線上に一度振りかぶり、そのままその反動でバックスイングを行う 2014.09.08

ストロークについての質問です。一般的にストロークは、ボールの後ろから飛球線上の後ろへバックスイングを行いますが、ボールの上をボールの前の飛球線上に一度振りかぶり、そのままその反動でバックスイングを行うと、何か問題があるのでしょうか?

tugichyanさん

回答
ご質問ありがとうございます!
ご質問のようなスイングの方法は特に規則に抵触することはないので問題はありません。もちろん、反動をつけるために球の前にクラブを出した時に、球に触れたり、または触れなくても(風圧などで)それが球を動かす原因になると規則18-2により1打罰が課せられることになります。その動きが原因で球を動かしてしまった場合で、そのままストロークしてしまった場合ですが、ゴルフ規則18-2では、アドレスしたかどうかにかかわらず、球を動かした時に既にバックスイングやストロークを始めていた場合、規則18-2による1打罰は受けますが球はリプレースする必要はありません。ただ、ご質問のケースの「球の前方へ一旦クラブを出す行為」がバックスイング(クラブの後方への動き)に含まれるかどうかは微妙なところです。もし、バックスイングの一部とみなされないのなら、クラブを前方へ動かした時に球を動かしてしまうと1打罰でリプレースしなければならず、そのままプレーした場合は2打罰が課せられることになります。裁定集にも同様の例がないので現段階で私では判断できかねますが、これについてはまた調べてみたいと思います。

Mr.golfbaka