Q:防護ネットが目の前にありグリーンが狙えない場合、救済はできるか? 2014.09.03

ロングホール2打目で右側に打ち込み探しに行ったところ、次のホールのティーグランド近くで、防護ネットが張られているティーグランド側にあり、グリーン方向には防護ネットがありました。ネットから1メートル手前でスイングできますがネットが1メートル前に全面にあるためグリーンが狙えません。この場合は救済は出来ますでしょうか? できるとすればどのような方法が良いでしょうか? プライベートだったので今回はグリーンから距離を変えないで防護ネットが避けられるところからドロップして打ちました。
よろしくお願いいたします。

わかさんさん

回答
ご質問ありがとうございます!
防護ネットは『動かせない障害物』として取り扱うものですが、動かせない障害物(規則24-2)や異常なグラウンド状態(規則25-1)などからの救済は、以下の項目に当てはまる時に受けることができます。
・球が障害の中や上にある
・スイング区域やスタンス区域が障害にかかる
・球がグリーン上にあり、パットの線上のグリーン上に障害がある

というわけで、ご質問のケースのように球がグリーン上に無い場合はプレーの線に動かせない障害物があっても救済を受けることはできません。
ちなみに競技では、臨時的に建てられた物(観客席やテレビのケーブルなど)に対して、『臨時の動かせない障害物』として、それらがプレーの線に介在する場合に救済を受けることができるローカルルールを制定することがあり、その場合はご質問のケースのような状況でも救済を受けることができます。

Mr.golfbaka