Q:グリーンにめり込んでいる松ぼっくり 2014.08.30

プレー中のグリーンにめり込んでいる松ぼっくりの取り除きは可能でしょうか? 可能ならば、取り除いた後の凹みは直す事は出来るのでしょうか?
よろしくお願いします。

池上隆さん

回答
ご質問ありがとうございます!
松ぼっくりは通常、ルースインペディメントとして扱うのでグリーン上にある場合、いつでも取り除くことが可能ですが、地面にくい込んでいる場合は扱いに注意する必要があります。『ルースインペディメント』とは石や小枝、木の葉などの自然物や昆虫が該当しますが、これらのものであっても、地面に固くくい込んでいるものや球に付着しているものについてはルースインペディメントとして扱うことができないからです。グリーン上と言えども、この事は例外とはなりませんので、もし松ぼっくりが簡単には取り除けないほどに地面にくい込んでいたのなら取り除くことはできない、ということになります。しかし、グリーン上での出来事ですので、日々ゴルフ場が整備していることも考えれば「固くくい込んでいる」状態にまではなりにくいと思います。簡単に取り除けるのであれば取り除いて問題ありません。取り除いた後に残った凹みについては、基本的には直すことができません。自分のプレーに全く関係ない場所のもの、あるいはそのホールのプレーを終えた後でしたらマナー的にも直した方が良いのですが、これからのプレーに影響する可能性のある傷などについては、ピッチマークと古いホールの埋め跡以外は直すことが認められません。もし、自分の球が止まった後に、同伴競技者が松ぼっくりを踏んでしまい、そのような状況になったのでしたら凹みも直すことができますが(プレーヤーは球が止まった時の状態でプレーする権利がある)、それ以外では凹みも受け入れてプレーしなければならないのです。

Mr.golfbaka