Q:第2の球をプレーすることをマーカーか同伴競技者に告げなかった場合 2014.06.09

いつも有難うございます。第2の球のガイドラインについて。
(1)の後半部分と(4)との違いは、とても明確になりました。有難うございました(5/31回答)。
(1)の後半部分で、第2の球をプレーする意思を告げていれば、どちらの球のスコアを採用したいかを告げていなくても結果として、規則で許される処置をした方の球のスコアが採用されるという理解で良いでしょうか? 第2の球をプレーする意思を伝えていれば、万が一、採用したい球を伝え忘れても、それについては問題はない、ということで委員会の裁定を出しても構わないでしょうか?

boncrajuさん

回答
ご質問ありがとうございます!
基本的にはboncrajuさんの解釈で良いです。付け加えるとしたら、スコアを優先する順位はプレーヤーの意志に関係なく自動的に決められる、という点です。元の球をプレーする前(または救済を受けてどちらも別の球をプレーする場合、最初の球をプレーする前)に第2の球をプレーすることにしたが、『第2の球でプレーすること』あるいは『どちらの球でのスコアを優先したいか』をマーカーか同伴競技者に告げなかった場合の例をいくつか挙げてみます。

■救済を受けられるかどうか不明な区域(X区域)に球が止まり、そのままの球(球A)と救済を受けた第2の球(球B)をプレーした場合

例1:球Aでのスコアが6で球Bでのスコアが4でホールアウトした。X区域は救済を受けられる場所であるが、そのままプレーしても罰はない場所であった。
 └球Aでのスコア「6」を採用しなければならない(どちらも規則違反ではない場合、元の球、あるいはどちらも元の球ではない場合は先にプレーされた球が優先順位で上になる)。

例2:球Aでのスコアが6で球Bでのスコアが4でホールアウトした。X区域は救済を受けられない場所であった。
 └球Aでのスコア「6」を採用しなければならない(球Aは規則違反ではなく球Bは規則違反)。

例3:球Aでのスコアが6で球Bでのスコアが4でホールアウトした。X区域は救済を受けなければならない(プレー禁止の)区域だった。
 └球Bでのスコア「4」を採用しなければならない(球Aは規則違反で球Bは規則違反ではない)。

例4:球Aはナイスショット、球Bはミスショットしたので、球Bを放棄し、球Aのスコアは5でホールアウトした。X区域は救済を受けられる場所であるが、そのままプレーしても罰はない場所であった。
 └球Aでのスコア「5」を採用。

例5:球Aはナイスショット、球Bはミスショットしたので、球Bを放棄し、球Aのスコアは5でホールアウトした。X区域は救済を受けられない場所であった。
 └球Aでのスコア「5」を採用。

例6:球Aはナイスショット、球Bはミスショットしたので、球Bを放棄し、球Aのスコアは5でホールアウトした。X区域は救済を受けなければならない(プレー禁止の)区域だった。
 └球Bでのスコアを採用しなければならないがホールアウトしていないので競技失格

Mr.golfbaka