Q:前回プレーした場所から練習のつもりで打ち直すこと 2014.05.23

先日は、ご回答ありがとうございました。
今日は、「ゴルフルールクイズ」についての質問ですが、ある問題では、「ティーショット(球A)を打ち終えたプレーヤーが、OBや紛失球の恐れがないにもかかわらず、自分のショットに納得がいかないために「暫定球(球B)」を宣言して別の球をティーグラウンドからプレーしました。前へ進むと球Aも球Bもフェアウェイにありました。このプレーヤーの次打で正しいのは?」で、正解が「球Bを次打が4打目としてプレーしなければならない」となっています。また、違う問題では「そのホールの3打目となるバンカー越えのアプローチを失敗してバンカーに球を入れたプレーヤーが、明らかに練習のためではあるが「暫定球」と言いポケットから別の球を取りだし同じ場所からアプローチをしたところグリーンに乗りました。プレーヤーの次打で正しいのは?」で、正解が「練習の違反の2打罰を課してバンカー内の球を次が6打目でプレー」となっていました。この「練習の違反」になるのか、「ストロークと距離に基づく処置」なのかの違いはどこにあるのでしょうか?

神山誠さん

回答
ご質問ありがとうございます!
ご質問のケースですが、どちらも前回プレーした場所からプレーしているので、周囲からは同じように見えることになるかもしれませんが、プレーヤーの意図がどうであったか、ということが重要です。基本的には暫定球を除き、前回プレーした場所からプレーした場合「ストロークと距離に基づく処置」をとったものとみなされ、1打罰でその球がインプレーになります。しかし、練習のつもりでストロークをした場合はあくまでも『練習』であり、その球はホールアウトを目指してプレーされたものとは異なると考えるべきです。問題でバンカー越えの方に関しては「明らかに練習のためではあるが…」という一文が入っているのは、プレーヤーの言動などから誰が見ても明らかに練習のつもりで打ったということを意味しています。しかし、ティーショットの問題についても「納得がいかないために…」という一文は練習と捉えられる可能性もあるかもしれません。明らかに練習目的でなければストロークと距離に基づく処置として捉えるべきものと思いますが、紛らわしい部分もあるので、問題文の中の「納得がいかないために…」という部分は削除しておきます。ご指摘ありがとうございます。

Mr.golfbaka