Q:救済を受けるとOB区域にスタンスがかかる 2014.04.09

ニアレスポイントについてお教えください。
フェアウェー左端にある側溝に球が入っており、側溝から左側1.5mくらいでOBゾーンになる状況で、右打ちの場合にニアレスポイントは側溝の左側にとれますが、ドロップ後1クラブレングス(ドライバーの場合)以上2クラブレングス以内に止まった場合はスタンスがOBゾーン内になってしまう場合は、正しいニアレスポイントは側溝の右側になるのでしょうか?

神戸太郎さん

回答
ご質問ありがとうございます!
結論から申し上げますと、動かせない障害物などからの救済を受ける時にOB区域にスタンスがかかることは関係ありません。ですので、ご質問のケースでは側溝の左側にニアレストポイントをとって救済を受けた後にスタンスがOB区域にかかってもそのままプレーしなければならない、ということになります。ニアレストポイントに関してもそのようになります。例えばニアレストポイントに対してアドレスを取るとスタンスがOB区域にかかったとしても、そこをニアレストポイントとして救済を受けなければならない、ということになります。
ちなみに、側溝の幅により状況は異なりますが、側溝の右側に球がある場合、側溝のすぐ右側がニアレストポイントとなる可能性も考えられます。この場合、ニアレストポイントとスタンスで側溝を跨ぐ形になります。
また、ご質問内容で少し気になる点ですが、ニアレストポイントはドロップした結果に左右されることはありません。ニアレストポイントは
・救済を受けようとしている障害を避けられ(球のライ、スイング・スタンス区域に関して)
・ホールに近付かず
・元の球の場所に最も近い場所

以上の条件を満たす場所となりますので、ドロップする前に確定しているべきものなのです。ただし、勘違いや知識不足のため間違ったニアレストポイントからドロップしてしまった場合はプレーする前であれば正しいニアレストポイントからドロップすることができます。

Mr.golfbaka