Q:質問色々 2014.01.31

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ここ最近でバンカー内でやっていい事とやってはいけない事のルールが変更になったときいたのですが、具体的にどう変わったのでしょうか?

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スルーザーグリーンで素振りをしていたらクラブがボールに当たってしまった。この場合どう処置しますか?

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ラウンド中にまつぼっくりをうちました。一回なら許されるのか、何回までなら許されるのですか?

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グリーン上で他のプレーヤーのグリーン上のボールに当たってしまった。この場合どう処置しますか?

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木が人工のゴムマットにおおわれています。そこにボールが挟まってしまいました。この時はアンプレヤブルなのかそれとも救済の処置がとれるのでしょうか?

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木の上にボールがある場合、クラブや手、木にのぼってボールを落とすことが できるのでしょうか。また、木にボールがあり、ボールの数字、メーカーが見えなくとも自分のボールだと確実であればロストにはならないのですか? 必ず確認できなければロスト扱いになるのでしょうか?

ゼクシオさん

回答
ご質問ありがとうございます!
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バンカー内でのルールはここ数年でいくつか変わっています。一つは2008年の改訂でバンカー内の球は必要であれば拾い上げて確認することができるようになりました。それ以前は確認することができなかったのですがバンカー内での誤球のプレーに罰が課されませんでした。改訂後は確認できるかわりに誤球をプレーしたら罰が課されるようになりました。もう一つは2012年の改訂で、次のプレーに影響しない場所で単にコース保護のためならバンカー内を均すことができるようになったという点です。
規則12-1規則13-4

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球を打つ意志で打ったわけではないので、インプレーの球をプレーヤーが動かしたことにより1打罰でリプレースしなければなりません。リプレースしないでプレーした場合は2打罰となります。
規則18-2a

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練習で違反になるのは『練習ストロークをした時』となっています。ストロークとは「を打つ意志を持って行われたクラブの前方への動き」ですので松ぼっくりを打ったことは練習ストロークとはならず罰はありません。
規則7-2

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グリーン上で打った球が、他のグリーン上の止まっている球に当たった場合、当てた方のプレーヤーは2打罰で球が止まった場所からプレーします。当てられた方のプレーヤーは罰無しでリプレースします。
規則19-5

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木がゴムマットに覆われているとのことですが、木が加工されたものであれば人工物ですので罰無しでの救済の対象になります。自然の木をゴムマットが覆っているのなら、特にローカルルールなどで指定していない限り、その木自体は罰無しでの救済の対象にはなりません。ゴムマットは救済の対象になります。罰無しの救済の対象とはならない場合はアンプレヤブルの処置をとることになります。ゴムマットが覆ってある木は救済対象となる場合も考えられますので、どちらか分からない場合は第2の球をプレーしていけば良いと思います。
規則24-2規則28規則3-3

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木の上に球がある時は、その球が自分のものと確認できなければ紛失球として扱わなければなりません。手やクラブで落とすことはできますが、その場合、あらかじめ「自分の球であったならアンプレヤブルの処置をとる」という意志表示をしておくべきです。そうすれば球を落とした後、1打罰でアンプレヤブルの処置をとることができます。このような場合は球があった真下の地点を基点として処置します。球を落とす前にアンプレヤブルの処置をとる意志表示をしていなければ、インプレーの球を動かしたことにより1打罰が課され、その後アンプレヤブルの処置をとると計2打罰が課されることになってしまいます。
規則28

Mr.golfbaka