Q:スイング中に動いた球をそのまま打った場合 2014.01.27

以前のご回答の関連質問ですが、アドレス後、バックスイングの後に突風で球が動きそのまま球を打ってしまった場合、罰は無いとの事ですが、突風じゃなく重力で動いた球を打ってしまった場合はどうなるのでしょうか? 又アドレスをしてない状態で突風や重力で動いた球を打ってしまった場合はどうなるのでしょうか? それと規則14-5のルールを教えてください。

つぎちゃんさん

回答
いつもご質問ありがとうございます!
ゴルフは基本的に止まっている球を打つスポーツで、規則14-5では動いている球を打つことについて規定しており、動いている球を打った場合は2打罰になると定めています。ただし、この規則には例外があり、その中の一つに『ストロークやストロークのためにクラブを後方へ動かした後に球が動いた場合には規則14-5の罰はないが、規則18-2の違反があった場合はその罰を受ける』といった内容のものがあります。つまり、バックスイングを始めた後に球が動き、そのままプレーした場合は規則14-5の違反はありませんが、規則18-2の違反がある場合に1打罰が課せられる、ということになります。規則18-2は球を動かした場合について定める規則で、アドレス前については18-2a、アドレス後については18-2bによって定められています。この違いは規則18-2を見て頂くとして、これらを踏まえてご質問のケース(バックスイング中に球が動いた場合)を考えると以下のようになります。

【アドレスしないでプレーした場合】
・突風により球が動いた ⇒ 罰無し
・重力により球が動いた ⇒ 罰無し

【アドレスしてからプレーした場合】
・突風により球が動いた ⇒ 罰無し
・重力により球が動いた ⇒ 1打罰でそのまま

規則18-2の違反となるのは上記の例では『アドレス後に重力によって球が動いた場合』ということになります。

Mr.golfbaka