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アンプレヤブルに関する「へぇ〜」なルール

 アンプレヤブルという言葉をご存知でしょうか? 何年かゴルフをやっている方なら知っていると思います(知らない方はこちら→ゴルフ用語辞典アンプレヤブル)。

 ライが悪かったり、木などが邪魔でスイング出来ない状況等で、障害物からの救済のように無罰の救済を受けることが出来ない場合の処置のことを言います。アンプレヤブル(unplayable=プレー不可能)の言葉の意味の通りですね。

 さて、このアンプレヤブル、1打罰で処置することになるのですが、処置方法が3つあり、一つは前打位置から、二つ目はホールと球を結ぶ球の後方延長線上、三つ目は、球から2クラブの範囲内でホールに近付かないところにドロップ、となっています。

 とある初心者プレーヤーAさんが、ティーショットを深い草むらの中に打ちこんでしまいました。しかし、ボールは見つかりAさんはそのまま打つことに。草むらから何とか出してやろうと力んでしまったショットは痛恨の空振り…!
 そこへ一緒に回っていた友人の熟練プレーヤーBさんがやってきました。BさんはAさんに、その草むらから脱出するのは経験上不可能だとAさんに教えました。
 そこでAさんはアンプレヤブルにして打つことにしました。球の位置から2クラブの範囲は草むらなのでその処置では無理。球とホールの後方延長線上は、草むらを抜けるとOB区域になってしまうのでそれも無理。そこで残る処置法として前打位置から1打罰で打ち直すことにしました。

 ティーショットで1打目、2打目が空振り、1打罰で4打目でティーショットを打ちなおすことにしたAさん。果たしてその処置方法は正しかったでしょうか???










 答えは…














 こんな事書いているくらいですからね、当然のように×です。

 アンプレヤブルで1打罰で前打位置から打つ処置をとる場合の前打位置とは、前回球を打った位置ではなく前回ストロークをした位置なのです!!!
 つまり、この場合のAさんの前打位置は空振りしているわけですから、その場所が前打位置になってしまうのですね〜。
 
 じゃあAさんはどうすれば良かったのか?
 この場合はアンプレヤブルで2クラブの範囲に球をドロップする処置を繰り返して打てる所まで出すしか方法が無かったということになります。判断を間違うととんでもないことになってしまうこともあるので注意しましょう!

 ちなみにAさんが間違った処置のままティーグラウンドからプレーしたら誤所からのプレーによって2打罰で打ち直し(草むらの中から)となります。恐ろしいですね〜。

 さらに、ちなみにですが、Bさん、プライベートなゴルフなら別にいいでしょうけど、競技であれば(ゴルフ規則に従えば)Aさんへアドバイスをしたことにより2打罰は免れません。