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規則22・プレーの援助や妨げになる球

規則22-1・プレーの援助になる球

球が止まっている状態で、プレーヤーは自分の球が他のプレーヤーの援助になるかもしれないと考えられる時は自分の球を拾い上げる事、また他のプレーヤーの球が自分のプレーの援助になるかもしれないと考えられる時はその球を拾い上げてもらう事が出来ます。グリーン上以外で拾い上げる際はマークをし後でリプレースしなければなりません。グリーン上以外で拾い上げた球は拭くことが出来ません(規則21参照)。ストロークプレーで拾い上げを要求された場合は拾い上げずに先にプレーすることも認められています。また、ストロークプレーでプレーの援助となる球を拾い上げないことに競技者同士で合意した場合は関わった競技者全員が競技失格となります。

【援助となる球は拾い上げるのが原則】
プレーヤーAの球がホールの近くに止まり、Aの球の反対側からプレーヤーBが下りのアプローチをする場面があったとします。下りで止まりにくいアプローチのためプレーヤーBはうまくいけばプレーヤーAの球に当たって止まるかもしれないと考えプレーヤーAに球をそのまま置いておくよう頼みました。この時プレーヤーAはどうするべきでしょうか?
答えは「プレーヤーAは球を拾い上げなければならない」です。このようにBに依頼されたことにAが合意した場合はA、B共に競技失格となります。
しかし、プレーヤーBはプレーヤーAが球を拾い上げるのを待たなければいけないという訳ではなく、プレーヤーAの球がホールの反対側にある状態でアプローチしても罰はありません。この例ではプレーヤーBが援助となるプレーヤーAの球を置いておくように依頼したことによってプレーヤーAが拾い上げなければならなくなった、というわけです。ただし、プレーヤーAが「拾い上げるからちょっと待って」といったように規則22-1によって球を拾い上げることを明確に意思表示していた場合は、プレーヤーBは無視してプレーすることはできず、無視してAが球を拾い上げる前にプレーをした場合は「規則3-4・規則に従うことを拒む」の違反で競技失格となります。

【他の球が動いている時に拾い上げると違反】
プレーの援助となる球やプレーの妨げとなる球(規則22-2)の拾い上げは、他の球が動いている時はできません。違反は2打罰となります。上記の例で、プレーヤーBがアプローチをして球が動いている間にプレーヤーAが球を拾い上げるとプレーヤーAは2打罰を受けることになります。