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規則20・球の拾い上げ、ドロップとプレース;誤所からのプレー

規則20-1・球の拾い上げとマーク

グリーン上はいつでも、グリーン上以外では規則によって球を拾い上げることが許されている場合にプレーヤーは球を拾い上げることが出来ます。球を拾い上げる際は必ずマークしなければなりません。マークせずに球を拾い上げると1打罰となります。リプレースを要する規則に基づいて拾い上げた球は元の位置にリプレースしなければならず、リプレースしなかった場合は2打罰となります。マークして球を拾い上げる際やリプレースする際に、拾い上げやプレースやリプレースする行為そのものが直接的な原因となり偶然球やマークが動いた場合は罰はありません。単にプレーヤーの過失(たとえば蹴飛ばしてしまった、クラブを落としてしまった等)によって球やマークが動かされた時は、たとえ球の拾い上げやプレースやリプレースの最中であっても『直接的な原因』とは言えず1打罰となります。

【球の拾い上げが出来る人】
球の拾い上げはプレーヤ―自身以外にもプレーヤーの認めた人であれば誰でもマークして拾い上げることが出来ます。ただし、その際は拾い上げる人の行動について規則違反があった場合プレーヤーに責任が生じます。プレーヤーが認めていないにもかかわらず同伴競技者が勝手に拾い上げた場合は誰にも罰無しでリプレースしなければなりません(マッチプレーの場合は拾い上げた者が1打罰)。
規則18-3(マッチプレーで相手が球を動かした場合)規則18-4(ストロークプレーで同伴競技者が球を動かした場合)を参照

【マークに関する事】
マークする際に使用するボールマーカーは特に形や大きさなどの規定がなく、ティーを代用したり球の空き箱を使っても規則違反とはなりません。また、マークする位置は球の真後と決まっているわけではなく横や前でも違反とはなりません(前の場合はプレーの線を改善する恐れあり)。ただし、エチケットや利便性の観点から言えば、コインまたはそれと似た形状のものを使用するのが望ましく、マークを置く場所は球の真後にすべきとされています。

【マークを動かしてしまったら】
マークを動かしてしまったとき、球の位置をマークする行為やリプレースする行為が直接的な原因である場合は罰無し、それ以外の場合は1打罰でリプレースしなければなりません。この時、マークの元の場所が分からない場合は元の位置に出来るだけ近い場所にプレースしなければなりません。この『出来るだけ近い場所』とは元の場所があったと思われる場所のことになります(規則20-3c・プレースやリプレースする箇所を確定出来ない場合参照)

【同伴競技者のプレーの線にかかったり、プレーの線の目安になるためにマークを動かす】
プレーヤーのマークが同伴競技者のプレー、またはスタンスやストロークの妨げとなる場合、プレーヤーはマークをクラブヘッド1つかそれ以上横へずらすことが出来ます。マークを動かしたらリプレースする際に元の位置に戻さなければなりません。戻すことを怠ると2打罰となります(規則20-7c・誤所からのプレー参照)。また、「規則20-1・注」では『ボールマーカーが他のプレーヤーのプレー、またはスタンスやストロークの妨げとなる時は、クラブヘッドの長さ1つかそれ以上横に移すべきである』としています。プレーやスタンスやストロークの妨げになるために同伴競技者や相手にマークをずらすように要求された場合は、その要求に従うべきです。同伴競技者や相手が、プレーヤーのマークをストロークする際の目標とするためにマークを動かすことを要求したり、マークを動かさないことを要求した場合、プレーヤーはこの要求を拒否することが出来ます(規則8-2規則22-1参照)。