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規則1・ゲーム

規則1-2・球の動きに影響を及ぼす、あるいは物理的条件を変える

違反は2打罰(マッチプレーではそのホールの負け)、重大な違反は委員会が競技失格の罰を課すことができる

「球に影響を及ぼす、あるいは物理的条件を変える」とは、文字通り球に影響を及ぼしたり、プレーをする時に関わる様々な状況を変える行動の事を指します。例えば・・・

・チョロした球が斜面で転がり戻ってくるのを故意に止める
・他プレーヤーの球がホールに入るのをわざと妨げる
・ドロップした球がドロップ範囲を飛び出して止まると予想される場所にある生長物を取り除いて状態を改善する(ドロップ範囲内の場合は規則13-2が適用)

などです。この規則はその行為が故意であったかどうかが重要です。故意であれば結果的に球の動きに影響を及ぼさなかったとしても、そうしようとした意図と行動に対してこの規則の違反による罰が課されます。故意ではなく球の動きに影響を及ぼした場合、他規則(大抵は規則19-1規則19-2など)が適用されることになります。
 重大な違反とは、違反することでプレーヤーの利益または他プレーヤーの不利益が大きい場合です。例えば転がって戻って来たボールを故意に止めた場合で、止めなかったらOBに行ってしまうような場合であれば重大な違反となります。

【規則1-2の違反となるその他のケース】
●ドロップする際に球が転がっていくかもしれないと思われる場所にあった木の枝(生きている木)を折って取り除く
●打った球が斜面で戻ってきたところを止める
●短いパットを打ったら、球がホールの僅か手前で止まってしまいそうだったので球の近くを足で踏んで振動で球をホールに入れようとした(球がホールに入るか入らないかは関係なく違反となる)

【上記と似たケースで規則1-2が適用されない場合】
●ドロップする際にドロップ範囲の状況を改善した(規則13-2の違反
●打った球が斜面で戻ってきて偶然(故意ではなく)球を止めてしまった(規則19-2の違反
●短いパットを打ったら球がホールのすぐ近くで止まったのでホールに入るように球の近くを足で踏んで振動で球をホールに入れようとした⇒
 ⇒その結果球が動いた(規則18-2の違反
 ⇒その結果球は動かなかった(罰無し)。

【規則1-2の違反があった後の処置(ストロークプレー)】
・プレーヤーが自分の球やプレーについて違反をした場合
 ⇒重大な違反でなければ球はそのままプレーしなければならない
・同伴競技者や局外者が故意にプレーヤーの球の動きに影響を与えた場合
 ⇒球が止まっていたであろう箇所を推定してドロップ(グリーン上ならプレース)、ただしグリーン上でストロークされた球については罰無しで再プレー(詳しくは規則19-1参照)