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規則18・止まっている球が動かされた場合

規則18-2・プレーヤーやパートナー、またはそのキャディや携帯品により

プレーヤーやダブルスのパートナー、それらのキャディ、あるいはそれらの携帯品によって止まっている球が動かされた場合は1打罰で球をリプレースしなければなりません。リプレースしないでプレーした場合は2打罰となります(この場合、球を動かしたことによる1打罰は追加されない)。規則が許していないにもかかわらず球を拾い上げたり、球が動く原因となるようなことをした場合はこの違反に該当します。また、動かさなくてもインプレーの球に手などで故意に触れるとこの違反に該当します(故意ではなくたまたま触った場合、例えばアドレス時にクラブでたまたま触ってしまっても球が動かなければ無罰)。

◆球を動かしても規則18-2の罰が付かないケース
・砂に被われている球を探しているとき、球を捜索、または確認している際にハザード内で動かされたルースインペディメントをリプレースしているとき、ウォーターハザード内の水の中にある球を探っているとき、あるいは障害物や異常なグラウンド状態の中にある球を探しているとき(規則12-1)。
・古いホールの埋跡やボールマークを修理しているとき(規則16-1c)。
・距離を測っているとき(規則18-6)。
・規則に基づいて球を拾い上げているとき(規則20-1)。
・規則に基づいて球をプレースしたりリプレースしているとき(規則20-3)。
・パッティンググリーン上でルースインペディメントを取り除いているとき(規則23-1)。
・動かせる障害物を取り除いているとき(規則24-1)。


【2016年の改訂で『アドレス後』の区別がなくなった】
2015年までは、アドレスした後に球が動いた場合、プレーヤーは球を動かしたものとみなされ1打罰となるよう定められていましたが2016年はアドレス後の区別がなくなりました。これにより、2015年まではアドレス後に傾斜で球が動いた場合、プレーヤーが原因とみなされ1打罰を受けリプレースを要していたのに対し、2016年以降はプレーヤーが原因でなければ罰はなく球はそのままプレーすることになります。
 
【スイングを始めた後に球が動き、そのまま球をストロークした場合】 バックスイング以降に球が動きそのままストロークした場合はそのままプレーしなければなりません。球の動く原因が明らかにプレーヤーにない場合は罰はなく、プレーヤーに原因がある場合は1打罰を受けます。
 
【プレーヤーが原因とみなされるのは?】
プレーヤーが球を動かしたかどうかは、その時の状況により判断されます。様々な状況からして、プレーヤーが球を動かす原因となった可能性の方がそうでない可能性より高いと考えられる場合、プレーヤーが原因とみなされ1打罰を受けることになります。
 
【よくあるケース】
ティーショット以外で(つまりインプレーの状態で)、打つ意志がないのにクラブで球に触ってしまい動かしてしまった場合は規則18-2の違反に該当します。いくらクラブで球を動かしたとは言っても正しいストロークではないため1打罰でリプレースしなければならず、リプレースしなかった場合は2打罰となります。

【心変わりが罰を招くケース】
障害物などからの救済を受けようとして球を拾い上げた後(この時点では無罰)、心変わりによって救済を受けないことにした場合、拾い上げたことに対してこの罰が適用されることになります。