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規則15・取り替えられた球;誤球

規則15-3・誤球

誤球を打ってしまうと2打罰で正しい球を打ち直さなければなりません(マッチプレーではそのホールの負け)。誤りを訂正しないで次ホールのティーショットをする、または最終ホールのグリーンを離れてしまった場合はストロークプレーでは規則3-2・ホールアウトの不履行により競技失格となります。

【誤球とは】
誤球とはプレーヤーの「インプレーの球(プレー中の球)や、暫定球、規則に従ってプレーしている第2の球」以外の球の事をさします。つまり、他のプレーヤーの球はもちろん、自分の球であってもOB区域にある球やマークして拾い上げリプレースせずに置いてある球に対してストロークすると誤球のプレーになります。誤球に対してストロークをした結果、空振りして実際には球を打たなかったとしても『誤球のプレー』となります。

【誤球のプレーの例】
グリーン上でマークして拾い上げた球をマークのそばに置いておいたプレーヤーがうっかりリプレースせずに打ってしまいました。この場合、一見すると重大な違反ではない誤所からのプレーで2打罰の上そのままプレーするように思えてしまいますが、実はリプレースされていない球はインプレーとはなっていないため、誤球のプレーとなり、マッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2打罰の上マークした位置にボールをリプレースしてプレーしなければならないのです(そうしなければ競技失格)。

【誤球を連続して打ったら】
1つの誤球に対して誤球と気づくまでの間に複数回ストロークを行った場合は罰の重課はなく2打罰となります。それに対し異なる誤球を2回連続で打った場合(例えば誤球Xを打った後にそれが誤球だと気づいて打ち直したのが誤球Yであった)は2回の違反となり4打罰となります。

【一度紛失球となった球は打つと誤球となる】
プレーヤーAはOBや紛失球の恐れがある場所に球を打ちこんでしまったので規則27-2に従い暫定球を打ちました。プレーヤーAは最初の球があると思われる地点で少しだけ球を探しましたが見つかる様子もなかったので最初の球があると思われる地点よりもホールに近い地点から暫定球をプレーしました(この時点で暫定球がインプレーとなり最初の球は紛失球扱いとなる。規則27-2参照)。その後、同伴プレーヤーによって最初の球が発見されたのでプレーヤーAは最初の球を打ちました。
このような場合、最初の球は紛失球扱いとなっているので誤球をプレーしたことになり2打罰が課せられます(マッチプレーではそのホールの負け)。ストロークプレーではプレーヤーAはインプレーとなっている暫定球でホールアウトしなければいけません。

【誤球に対してのストロークはカウントしない】
誤球をプレーした場合、インプレーの球と間違って誤球をプレーしたことに対し罰が課されるのであり、誤球を打ったストローク数や、その誤球に関して違反となる行為があった場合、それらはスコアに影響しません。例えば、セカンド地点で誤球をプレーしたプレーヤーが、サード地点でその球を蹴飛ばして動かしてしまい、そのままそこからサードショットのつもりでプレーした。といった場合、誤球を2回ストロークし、もしインプレーの球であれば球を動かしているといった違反を犯しているわけですが、違反は合計で2打罰となります。

※例外:ウオーターハザード内で動いている球
ウオーターハザード内で動いている球をプレーした結果、それが誤球であった場合はプレーヤーに罰はありません。