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規則13

13.1は、グリーンの特別な規則を扱っています。球がグリーン上にあるかどうかに関係なく以下のことが認められます。

・砂やバラバラの土の取り除き

2018年までは「グリーン上にある砂やバラバラの土はルースインペディメント」としていましたが、2019年の改正によりルースインペディメントの扱いではなくなりました。定義は変わりましたが、グリーン上の砂やバラバラの土を取り除けるという点において何も変わりはありません。

・損傷の修理

2018年までは「古いホールの埋め跡」と「ピッチマーク」だけであったのに対し、2019年からは、他のあらゆる「損傷」を直すことが認められています。スパイクマークも動物の足跡も直すことができます。プレーヤー自身が付けたスパイクマーも直せます。自然の凹凸や芝が枯れたような状態は「損傷」とはみなされず直すことは認められません。

球がグリーン上にある場合の特別な規則もあります。まずは、拾い上げて拭いて良い、という誰もが知っている規則です。もちろん、マークしてから拾い上げなければならず、プレーする時はリプレースしなければなりません。リプレースは、球を地面に接地させてから手を放すことによって完了しなければなりません。つまり、クラブヘッドで転がして元の場所に戻しても正しくリプレースしたことにはならない、ということです。また、2017年からローカルルールとして採用していた競技やゴルフ場もある規則で「グリーン上の球が偶然動かされた場合は罰はない」というのがあり、2019年からはゼネラルルールとして定められています。これにより、グリーン上はさほど神経質にならずにパットラインの読みに集中することができるかもしれません。2019年の改正点と言う意味では、もう一つ、目的外グリーン(プレー中のホールのグリーン以外のグリーン)による救済について、2018年までは球がそこに乗っている時だけ障害が生じていることになっていましたが、2019年からはスイング・スタンス区域も障害の対象となりました。これらの障害が生じている時は救済を受けなければなりません。

13.2では「旗竿」について定めています。旗竿も2019年の規則改正でその扱いが大きく変わった物の一つです。この改正により、旗竿の扱いはシンプルになったものと思います。旗竿は・・・

・差したままプレーして良い

・付き添ってもらってプレーして良い

・抜いてプレーして良い


と割と自由な扱いが認められています。そして、プレーした球がこれらの旗竿や付き添っている人に当たっても、それが偶然なら罰はありません(故意の場合は規則11参照)。旗竿を残しておくことにしてプレーした場合、その球が動いている間に球の動きに影響を及ぼす可能性がある状態で、その旗竿を動かしたり取り除くと、そのプレーヤーは一般の罰を受けます(マッチプレーならそのホールの負け、ストロークプレーは2罰打)。抜いて置いてある旗竿に関しては、プレーした球が当たらないように動かすことができます。
旗竿に寄りかかって球が止まった場合の規則も変わりました。2018年までは、旗竿を動かしホールに落とすことでホールインとなり、その際に飛び出てしまったらホールの縁にプレースとなっていましたが、2019年からは、旗竿に寄りかかった球の一部でもグリーン面より下にあればホールインとみなされます。逆に一部でもグリーン面より下になければ、たとえ旗竿を動かしてホールに落ちたとしてもホールインとはなりません(その場合、ホールのふちにリプレースする)。しかし、実質的には旗竿に寄りかかった球は、よほど旗竿が傾いていない限り、大抵の場合ホールインとみなされることになるかと思われます。

13.3は、ホールにせり出している球について定めています。これは旧規則と変わらず、「ホールに歩み寄るための合理的な時間+10秒」の間にホールに落ちれば、最後のストロークで入ったものとみなされ、その時間を過ぎてから落ちた場合はホールインは認められるものの1罰打付加となります。

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