Q&Aバンカーの顎(ジェネラルエリア)に刺さった球の救済
- ボールがバンカーの縁のジェネラルエリアに突き刺さった場合、無罰で救済が受けられると思いますがホールに近づかないワンクラブレングス内にジェネラルエリアがない場合はどのようにすれば良いのですか。
シルクレガロさん
- ご質問ありがとうございます!
これは状況によっては難しいケースもあるのですが、結論として基点からホールに近づかない1クラブ内にドロップ可能なジェネラルエリアが無い場合は救済は不可となります。
どのような状況があるかいくつか例を挙げて考えてみます。全て90°のバンカーの壁(ジェネラルエリア)にくい込んだものとします。
ケース1
バンカーの右端の壁の上部(砂から5cm以上離れた場所)に球がくい込んだ。
この場合、規則16.3の救済の基点は球のすぐ下の壁の部分となります。そしてそこからホールに近づかない1クラブレングスを測るわけですが、バンカーの右端であることから、多くの場合バンカー外の右側にドロップできる救済エリアが存在することになり、そこにドロップをすることができます。
ケース2
大きなバンカーの(左右の)真ん中で壁の上部(砂から5cm以上離れた場所)に球がくい込んだ。
この場合、同じように基点は球のすぐ下の壁の部分となりますが、そこからホールに近づかない1クラブレングスは極僅かな90°の壁と他はバンカー内になってしまい、物理的にドロップする場所が無い、ということになります。このような場合は救済は受けることができない、ということなります。
ケース3
バンカーの壁の最も下部(砂のすぐ上の場所)に球がくい込んだ。
この場合は、規則16.3で要求される基点「球の直後の箇所」がジェネラルエリアでなくバンカーになりますが、詳説16.3b/1で、このような場合はホールに近づかない最も近いジェネラルエリアの箇所を基点とするよう定めているので、結果的に救済を受けることができるようになります。
個人的には、ケース2が受けられず、ケース3が受けられる、という点はこの詳説(2023年)が出たときから「?」と思っていますが、現状の規則はそのようになっています。
2026.04.28回答 Mr.golfbaka