Q&A球の確認をせずアンプレヤブルの処置をすることができるか?
- 何時もありがとうございます。
ティーショットが奥がOBとレッドペナルティエリアのある崖下へ飛んだ球に対して球の確認をせずアンプレヤブルの宣言をして別の球をティーグランドから打ち直す事は出来ますか?
そもそも距離とストロークの罰とはアンプレヤブルと同意語と解釈してもいいのでしょうか?
KHさん
- ご質問ありがとうございます!
まず、ストロークと距離の処置(1罰打で前回プレーした場所からプレーすること)ですが、この処置は規則18.1で定められていて、プレーヤーはいつでもこの処置をとることが認められています。つまり、ご質問のようなケースでは球の確認をせずに元の場所から3打目をプレーすることができますし、球の確認をした場合でも(球がどこにあろうと)その処置をとることができます。
そしてアンプレヤブル(規則19)ですが、アンプレヤブルの選択肢は以下のようになっています。
・ストロークと距離の処置
・後方延長線上の救済
・ラテラル救済
後方延長線上とラテラル救済については球の箇所が分かっていないと処置できないため、球を確認せずに処置することができませんが、ストロークと距離の処置については球の位置を必要としないので確認せずとも処置することができます。
「ストロークと距離の処置」とアンプレヤブルは同じ意味ではなく、アンプレヤブルの処置の選択肢の一つに「ストロークと距離の処置」があるといった感じです。同様にペナルティエリアの救済の選択肢の一つにも「ストロークと距離の処置」があります。
2025.03.13回答 Mr.golfbaka