rockpine

Q&Aウエストエリアで砂の無い場所にくい込む

4/25 の問答について屁理屈な質問です。
ウエストエリアがベアグランド(砂地ではない)の時はめり込んだ球の救済は受けられるのでしょうか・・?
KYさん
ご質問ありがとうございます!
屁理屈どころかゴルフ規則を考える上で良いご質問だと思います。
まず結論から申し上げますと、そのウエストエリアがジェネラルエリアなら「救済は受けられる」ということになります。

ゴルフ規則では、ある場所について基本的には5つのコースエリア(ティーイングエリア、ジェネラルエリア、ペナルティエリア、バンカー、グリーン)かコース外か、といった分け方しかしていません。ウエストエリアは大抵の場合、ジェネラルであることが多く、広大な砂の区域を一般的に「ウエストエリア」と呼んでいますが、ゴルフ規則的にはジェネラルエリアの広域にわたり砂の場所がある、というだけであって特定の区域として扱われることは無い、ということになります。

地面にくい込んだ球の規則は「フェアウエイかそれ以下に刈っていない区域の砂にくい込んだ球」については救済が認められないことになっています。この「フェアウエイかそれ以下に刈っていない」とは、コース管理上そのようにしていない場所ということになるので、実質的にはフェアウエイ、花道、カラー以外のジェネラルエリアの場所が該当します。ですから、ラフはもちろんですが、ラフの中でたまたま芝の短い区域があっても(生長不良などで)そこもラフと同じ扱いになります。つまりラフの中でそのような芝の短い一帯があり、そこにある目砂の中に球がくい込んだ場合は罰なしの救済の対象とはならない、ということになります。
この規則があるためにウエストエリアも全体を砂地として扱うことになるのでは? といった疑問も生じるのですが、ゴルフ規則にはそのような記述は無いのでウエストエリアでも砂が無い場所であれば、ジェネラルエリアの砂ではない場所ということになり、地面にくい込んだ場合は救済の対象となる、ということになります。

ウエストエリアはペナルティエリアとして定められる場合もあるかもしれず、その場合はもちろん罰なしの救済の対象とはなりません。
2024.05.02回答 Mr.golfbaka
ページトップへ戻る