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Q&Aアイアンのヘッドを踏んで高さを確認すること

アイアンのヘッドを足で踏んで、シャフトの傾き具合で前方の高さ確認をするのは許されるでしょうか? 飛球線方向と平行にアイアンを置いた時点でペナルティーになることは知っていますが、飛球戦方向とは関係のない場所まで移動し、単純に前方の(木などの)障害物の高さ確認のみをした場合、ペナルティーとなりますか?
keicyanさん
ご質問ありがとうございます!
クラブを置くことについて、まず、スタンスを取るためやスイングの方向などの援助のために置いて使用した場合、規則10.2b(3)の違反で罰を受けることになります。また2023年からプレーの線を示す目的で物を置いた場合も(たとえ打つ前に取り除いても)罰を受けることになりました(規則10.2b(1))。

で、ご質問のケースですが、実は飛球線上で行ったとしても違反とはなりません。この規則の「物を置く」ことについて規則書では、『物が地面に接していてプレーヤーが物に触れていない』という状況としています。足で踏んでいる状態は「触れている」と捉えるべきですので、この規則で言うところの「置く」状態にはなっていないということになります。また、用具に関する規則4.3においては、クラブを手に持って傾斜を測ることを認めています。他の用具で傾斜を測ったり方向を定めたりするのはダメですが、昔から多くのゴルファーが行っているクラブを使った測定などは大抵認められていると思います。多くの人が行う「球の後方に立ちクラブで方向を見定める」のが違反とならないのも同じようなことかと思います。
2024.04.05回答 Mr.golfbaka
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