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Q&Aペナルティエリアの処置で誤所からのプレーとなる場合

貴サイトのクイズ問題で「第10問」
「部分的に水のないペナルティエリアの水のある部分に球が入ってしまいました。プレーヤーは球(水の中の球)のある場所とホールを結ぶ後方延長線上の同ペナルティエリア内で水の無い部分にドロップしてプレーしました。罰は?
正解は・・・ペナルティエリアの救済と誤所からのプレーで3罰打」

となっておりますが。同じペナルティエリア内にドロップした場合、ペナルティアリアの救済を受ける意思がなかったという事で罰が重複されず2打罰にはならないのでしょうか。またペナルティエリア内のボールの処置として、地面にくいこんだ球に対して、救済を受けられると勘違いして同じペナルティエリア内の救済エリアにドロップした場合も同様に3打罰なのでしょうか。
お教えください
naga3さん
ご質問ありがとうございます!
プレーヤーがうっかり球を動かしたり意味もなく球を拾い上げてしまったりして、その後にリプレースせずにプレーした場合は誤所からのプレーの2罰打(規則9.4)のみとなりますので、naga3さんのように考えたくなるのも分かります。・・・が、このケースではプレーヤーが救済を受けようとしていることは明らかで、このような場合は適用できる規則に当てはめて考えることになります。この状況で受けることができる救済はペナルティエリアの救済のみですので、プレーヤーが他の救済(一時的な水やアンプレヤブルなど)のつもりで処置したとしてもペナルティエリアの救済を受けたものとして扱うことになります。このような考え方はオフィシャルガイド497P(プレーヤーが適用しない規則に基づいて処置した場合の裁定への対処)に掲載されていますが、旧規則では裁定集の中にも同様の内容があり、昔からこのような考え方になっています。
ペナルティエリアの救済の1罰打は他の違反と重複になることで消えることはありませんので、合計3罰打となります。地面にくい込んだ球のつもりで処置した場合も同様です。プレーヤーが勘違いをしていたとしても、結果的に、ペナルティエリアの救済を正しく受けた場合の救済エリアからプレーされていれば誤所からのプレーの罰は受けません。
2024.01.25回答 Mr.golfbaka
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