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Q&Aプレーする際にバンカーレーキをバンカー内に置くこと

いつも参考にしています。
バンカーからのプレーの際に、プレー後すぐに砂を均すことができるようにバンカーレイキをプレーヤーの足元近くのバンカー内に置いてプレーすることをよく見かけます。この場合、球が土手やバンカーの壁に跳ね返ってバンカー内に戻り、そのバンカーレイキに当たり止まった場合、その処置はどうなるのでしょうか。
動かせる障害物からの救済(規則15.2a)を受けることができるのか、それとも規則11.2aの故意に特定の場所に配置したとして一般の罰(2ペナ)を受け、止められていなければその球が止まっていたと推定される場所にドロップ(1クラブ以内にホールに近づかず同じエリア)となるのか、その判断基準がよくわかりませんでした。バンカーの前の壁が高く上手く脱出できず球が跳ね返えるとバンカーレイキに当たる恐れがありそうな状況でも、プレーヤー自身が「置いている目的は、球が戻ってきたときに止める目的で置いていない。」と思っていた、もしくは他のプレーヤーにそう言えば、故意でないと判断し罰を受けないとするのかなどです。私自身は、このようなケースでは、誤解が生じるので置かない方が良いと伝えます。 また、同様のケースで、球がバンカー内に戻ってきて動いているときに、そのバンカーレイキに当たりそうになったので、これを慌てて取り除いた場合は、規則11.3により「球が動いている場合は、動かせる障害物の取り除きの禁止に違反し、一般の罰(2ペナ)を受ける。」で良いのでしょうか。
ゴルフ好きの幸さん
ご質問ありがとうございます!
プレーヤーが、そこに球が来る可能性が少しでもあると思う場所にレーキを置くことは規則11.2の違反のリスクを背負うことになりますが、そうでなければ特に違反となることはなく、球が寄りかかっても動かせる障害物として処置すれば問題ありません。
ちなみに私に関しては、バンカーに入る場所から球が近くにある場合はレーキを外に置いておきますが、バンカーの中央まで行くような場合はレーキを持って入るようにしています。球より後ろに置いておけば滅多には当たらないと思いますし、実際のところ今まで置いておいたバンカーレーキに当たった記憶はありません。
とはいえ、アゴが高くてミスした時に球が戻る可能性が高い状況なら、「そこまでは球が戻ることはないだろう」と思える程度はアゴから離れた場所に置くようにした方が良いと思います。
「置いている目的は、球が戻ってきたときに止める目的で置いていない。」ということを他のプレーヤーに言えば良いか、という問題ではなく、本当にそう思っていたかどうかによります。プレーヤーの正直さに委ねられる部分ですね。

戻ってきた球がレーキに当たりそうな場合にレーキを取り除くと規則11.3が該当し罰を受ける、というのはその通りですね。
2023.11.25回答 Mr.golfbaka
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