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Q&A置いた物を取り除いた場合の規則の解釈

いつも勉強させていただいております。規則の解釈に関する質問です。
規則8.1a(2)のルースインペディメントや動かせる障害物を所定の位置に置く。 ことは認められない行動としてあり、次項の8.1C(2) 物を移動することによって改善した状態を復元する方法として、ストロークを行う前に所定の位置に動かした物を元に戻すことによって、規則8.1a(2)の違反の罰を免れることができる。とあります。一方 規則10.2(3)では目標を定める、スタンスをとる、スイングをすることを援助するために物を置いてはならない。この規則に違反した場合は、ストロークを行う前にその物を取り除くことによって、罰を免れることはできない。とあります。
改善の為に置いた物は取り除いて元に戻せば罰なし、プレーの援助のために置いた物は取り除いても罰は免れない。ということで理解すればいいのでしょうか?
ヒーチャンさん
ご質問ありがとうございます!
そういうことで良いと思います。
規則8.1aに該当する「改善のために物を置くこと」ですが、実質的には、プレーの線を改善すること(パターで打つ際のプレーの線上の凹みに物を入れる等)か、スタンスの場所をつくる(スタンスの場所に物を置いて立ちやすくする等)ことくらいになると思われます。スイング区域や球のライに影響する場所に物を置いて状況が良くなることはほぼ無いですから。この場合、プレーする前に物を取り除けば違反とはならないことになります。
それに対し規則10.2bの方では、主にプレーの方向(構える向き)について援助とするために物を置くことについて定めています。この場合は一旦物を置いたらもはや罰を免れることはない、ということになります。
同じ「物を置く」でも、その目的で適用する規則が異なる、ということですね。
2023.10.21回答 Mr.golfbaka
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