Ｑ＆Ａ捜し始めた後に戻って暫定球をプレーすること

いつも勉強させていただいております。
旧ルールの裁定が現在の新ルールにどこまで適用になる解釈なのか質問させてください。セカンド地点で球の捜索を始めてからすぐに150ヤード程ティグラウンドまで戻って暫定球を打った場合、現在のルールでは捜索開始から３分以内に最初の球が見つかればその球でプレーできると思うのですが、旧ルールの裁定では約50ヤード以上戻った場合は暫定球としては打てず最初の球は放棄となり打ち直しがインプレーとなる裁定があります。現在のルールではこの約50ヤードという基準は生きているのでしょうか？ ご回答よろしくお願いいたします。

WBCさん

ご質問ありがとうございます！
2018年までの旧ルールでは、球を捜しに出かけた後に戻って打ち直す場合は暫定球が認められないというのが基本で、50ヤード以内の短い距離の場合はまだ捜しに出かけたとみなさないので暫定球が認められる、といった内容になっていました。現在の規則では捜し始めた後でも戻って暫定球をプレーすることが可能となっていますので、「50ヤード」という目安は関係なく、何ヤードであろうと戻って暫定球をプレーすることができます。
ただし、戻って暫定球をプレーする場合、その間も捜索時間は経過することになりますので、実質的にはキャディや同伴者に捜索を任せて戻って暫定球をプレーすることになることがほとんどかと思われます。また、200ヤードも戻る場合は戻って打ち直している間に捜索時間が経過してしまうことがほとんどかと思われます。

2023.10.19回答　Mr.golfbaka