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Q&A再プレーしなければならないのに再プレーせずにプレーした、とは?

JGAのゴルフ規則2023年1月施行に記載されている定義で244ページの誤所の下の6番目の・で「プレーヤーがストロークを再プレーしなければならないのに、再プレーをせずに球が止まった箇所からプレーをした。」とは、どのようなケースですが、実例をお願いします。
kobayashiさん
ご質問ありがとうございます!
以下の規則では、再プレー(プレーしたストロークを無かったものとして改めて元の場所からプレー)を求めています。

・11.1b(2) グリーン上からプレーした球がグリーン上の他の人や置いてあるクラブなどに当たった場合
・11.2c(2) グリーン上からプレーした球が人によって故意に止められたり方向を変えられた場合


例えば、ショートホールでワンオンして止まった場所がA点とします。プレーヤーはA点から2打目をプレーし、球がカップをくるっと回って外れ近くに立っていた同伴者に当たりB点で止まりました。規則11.1b(2)により、プレーヤーはA点から2打目をプレーし直すのが正しい処置となりますが、B点からそのままプレーした場合はA点からプレーしたストロークもカウントするのでB点からのプレーは3打目で、そこに一般の罰を加えるので5打目を終えることになります。

他にも実質的に再プレーを要求されるものとしては
・規則4.2b、ストロークした後に球が複数に割れた場合
がありますが、「再プレー」という扱いにはなっておらず、誤所からプレーした場合は誤所からのプレーの違反が適用されることになります。
2023.09.06回答 Mr.golfbaka
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