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Q&A認められないローカルルールを採用している場合

2021.1.20のQ&A ローカルルールの方針とは?
のところで、前進4打とグリーン上のパターの利用は、認められないローカルルールとされています。ただ、私の所属するクラブでは、両方ともに、ローカルルールとして定められています。クラブの競技ではなく、通常のプレーでも、このローカルルールは、認められないルールだからということで、守らなくても良いのでしょうか。さらに、同伴者にもそのように指導した方が良いのでしょうか。
ルールはルールさん
ご質問ありがとうございます!
ゴルフ場のスコアカードなどに記載されているローカルルールには、「前進4打」や「グリーン上でのパター以外のクラブの使用を禁止」などあるところも多いと思います。これらは、プレーの進行とグリーン保護のためにそのようにしているのであり、ゴルフ規則的には以下のような理由で認められないものとなります。

・前進4打
ゴルフではストロークせずに前に進むことは基本的にありません。前進4打はチョロって30Y先のOBに行ってしまっても200Y先からプレーできてしまう、という点がゴルフ規則的にNGなわけです。

・パター以外のクラブの使用を禁止
ゴルフではどこで何のクラブを使うかはプレーヤーの自由です。これが規則として採用されると、パターを忘れた、あるいは途中で破損したり紛失したプレーヤーはその後グリーン上での毎プレーにペナルティを受けることになります。

では、守らなくても良いか、というとそういうことでもないのです。大事なのは

・プレーのペース
・グリーンの保護


ということです。プライベートゴルフでハンディキャップに影響しないラウンドなら前進4打を使っても良いでしょう。正式な競技の場合は前進4打やグリーン上でのクラブ制限は撤廃するべきと思いますが、グリーン保護については行動規範として「グリーンを傷つけるような行為」について罰を与えるよう定めておけば良いと思います。

ルールはルールさんの所属クラブではローカルルールで両方ともあるとのことですが、例えば月例などクラブ競技については、前進4打ではなくせめて「ストロークと距離に代わる選択肢」のローカルを採用するとか、グリーン上でのクラブ制限は行動規範を作って罰を制定するか、あるいはマナーとしてグリーンを傷つけるような行為をした者はクラブ競技の参加を以降何か月認めない等の懲戒的な罰を設けておくとか、そのような提案をしてみたらいかがでしょうか?
2023.06.09回答 Mr.golfbaka
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