Ｑ＆Ａ猪が掘った跡地からの救済

2019年のル－ル改定で、猪が荒らした跡地も救済の対象となりました。通常古い跡地には白線かポールで修理地の表示がありますが、先日猪が新しく掘ったと思われる跡地に球が入りました。新しい跡地には何の表示もありません。この様に何の表示もない場合でも、「動物の穴の救済」が受けれますか？

孝ちゃんさん

ご質問ありがとうございます！
定義「動物の穴」に該当する場所は、特に表示がなくても異常なコース状態の罰無しの救済の対象（球がペナルティエリアにある時を除く）となります。猪の掘った穴はもちろん「動物の穴」ですので、そこに球がある場合は救済を受けることができます。救済を受ける場合はスタンス区域も障害とならない場所でニアレストポイントや救済エリアを決めて処置することになります。

「動物の穴」
猪、犬、鳥など（ルースインペディメントではない「動物」）によるもので
・掘られた穴
・穴を掘った時の盛り土など
・通り道
・穴によって盛り上がった地面

ちなみに定義「動物」には人間は含まれませんので、例えば人間の子供が遊びで作った穴は自動的に異常なコース状態にはなりませんが、コース管理が作った穴は「動物の穴」ではなく自動的に「修理地」（異常なコース状態）として扱われるものもあります。

2023.06.04回答　Mr.golfbaka