rockpine

Q&A池の後方線上の処置

池に入った時の救済措置3つありますが、2023年に変更になった救済措置は基点を設けず、後方延長線上にドロップしなければいけなくなったことだけで、他の2つの変更はないのですか?
先日、フィルミケルソンが池に入った救済措置でもめていたので、詳しく教えてください
アプローチさん
ご質問ありがとうございます!
レッドペナルティエリアの救済は
・ストロークと距離の救済(元の場所)
・ラテラル救済(最後に横切った場所から2クラブレングス)
・後方線上の救済
の3種類があり、今年の規則改正で変わったのは後方線上の救済だけです。後方線上の救済は、その他にもアンプレヤブルの救済や、バンカー内で異常なコース状態から1罰打でバンカー外後方に救済を受ける場合があり、全て処置方法としては同じく、後方線上にドロップし、球が落ちた場所から1クラブレングスの円状(ただし後方延長を決めるための基点(アンプレの球の位置やペナルティエリアを最後に横切った箇所)より近づかない場所)が救済エリアとなります。正しく後方線上にドロップして初めて救済エリアが出現するイメージですね(後方線上にドロップしなかった場合は救済エリアが出現しない)。

2019年の改正では、後方線上から1クラブの幅にドロップして良かったものの基点を決めずにドロップして少しでも前に行けば誤所、今年の規則改正では、後方線上から少しでも横にずれていれば誤所、となってしまうので、どうせなら後方線上から1クラブの幅にドロップしても良い、という規則にすれば良かったのに、と個人的には思います。2019年ほどではないにしろ、今年もミケルソンのように多くのプレーヤーが処置を間違えるのでは、と予想されます(ただ、そのほとんどは明るみに出ないのですが)。
2023.06.02回答 Mr.golfbaka
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