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Q&Aカップのふちに止まった球を5秒待っていたら風でカップイン

お世話になります。
パットした球がカップふちに一度止まり、ボールの近くで5秒ほど待った後タップインしようとしたところ、強風が吹いて球がカップに転がり落ちました。片手でヘッドを球に近づけた状態でストローク(テークバック)に入る前でアドレスのスタンスも取らずソールもしていなかったのですが、この場合はカップインは認められるのでしょうか?
coupeさん
ご質問ありがとうございます!
カップのふちに止まった、とのことですが、真上から見て球がカップに被ってる状態なら「ホールにせり出している球」となり規則13.3を適用することになります。規則13.3では、その球に歩み寄るための合理的な時間に加え10秒間待つことが認められています。その時間内にホールに入れば、最後のストロークでホールに入ったものとして扱います。これは自然の力によってホールに入った場合も含みます。
歩み寄るための合理的な時間+10秒間の時間が過ぎた後にホールに入った場合も最後のストロークでホールに入った扱いになりますが、この場合は1罰打を付加しなければなりません。
この時間内に自然の力以外のものが球を動かしたり拾い上げたりした場合は球は止まっていたものとして扱われることになります。

カップの近くには止まったが、真上から見て球がカップに被っていない状態の場合は、規則13は適用されません。この場合は、球が動いた原因が風(自然の力)なので規則9.3を適用することになります。規則9.3は、自然の力が球を動かした場合、基本は罰なしであるがままですが、グリーン上で球を拾い上げてからリプレースした後に自然の力が動かした場合は元の場所にリプレースする、といった規則になっています。ご質問のケースでは拾い上げていないので罰なしあるがままということですね。

というわけで、規則13.3か9.3のどちらかが適用されるわけですが、いずれにしてもご質問のケースは、最後のストロークで球が入ったものとして扱うことになります。
2023.05.09回答 Mr.golfbaka
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