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Q&Aヤマハレディースオープンでの救済

ヤマハレディース最終日14番ホール、穴井詩選手の排水溝からの救済場所についてお伺いします。解説の戸張捷さんは左側に救済と話されていましたが、穴井選手は管理道路の右側からプレーされました。私はまず排水溝からの救済を排水溝の右側(管理道路上)で受け、次に管理道路からの救済を受けた結果、右側からのプレーとなったと思っています、それ以外の理由があったのでしょうか。
さらに排水溝にはローカルルール B-4 が採用されていたのですね、そうでなければ無罰の救済は無かったと思いますが。
腰痛ゴルファーさん
ご質問ありがとうございます!
ネット上でも紛議になっていますね。
私は中継を見ていなかったので、大部分が憶測での回答となります。
まずB4についてですが、日本は排水溝が多いと思いますので、それをジェネラルエリアとして扱い、異常なコース状態の罰なしの救済の対象とすることは何ら問題ないと思います。次に、ネットに出ていた画像からすると、排水溝と道路が隣接しているように見えましたが、そのような場合、大抵はそれらを一体とするローカルルールを出すものと思いますので、それが出ていたかどうか? ということも考慮すべき点となります。
それらを踏まえ、問題の14番ホールをgoogleの衛星写真で見てみました。一番肝心な辺りが木で隠れてしまっているようですが、おそらく道路の形状から察するに、排水溝と道路を一体として扱っていたのなら、道路の左側に位置する排水溝に入った球の位置からグリーン方向にプレーしようとしたときについてのニアレストポイントは左側になりそうです(ホールに近づかない場所がありそうです)。・・・が、もしかしたら左側の場合、スタンスがかからない場所は結構遠ざかる可能性があるようにも見えます。これは実地検証してみないと分からないですね。

あと、可能性のあるのはご質問内容でおっしゃっているとおり、
排水溝と道路は別の障害で、排水溝の右側寄りに球が止まっていたのでニアレストポイントは排水溝のすぐ右側(スタンスと球の間に排水溝がある)で、つまりニアレストポイントは道路上でそこからドロップしてその後に道路からの救済を受けて最終的に道路の右側からプレーできた、それか・・・
衛星写真で見る限り、問題の区域は道路で囲まれているので、囲まれた区域全体を一つの異常なコース状態として扱うローカルを出していた? と考えましたが、結構範囲が広いのでそれは無さそうです。

というわけで、実際のところは分かりませんが、プロの試合ということもありローカルもしっかり出しているものと予想されますので、一番可能性の高いのは排水溝と道路は一体として扱っていて、そこからの救済を受けようとすると左側ではスタンスがかからない場所が元の球の位置からかなり遠くなるので、右側になった、といったところのような気がします。ただ、その場合、少々気になるのは、木があってグリーン方向に狙うことができる状況でなければ右側に出すプレーの方向に対しての救済になるので、その場合は道路の左側の可能性も高いのでは? と思いました。

いずれにしても、LPGAは正しく処置しているものとは思いますが、かなり多くのゴルファーが疑問に思っているようなので、解説を出してほしいですね。
2023.04.15回答 Mr.golfbaka
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