Ｑ＆Ａカラーにあるディボット跡

グリーン外から パターを使って寄せたかったのですが、カラー部分にディボットが有りました。その場合 ディボットを直す事は出来ますか？

ゆうちゃんさん

ご質問ありがとうございます！
ディボット跡（クラブで芝を削った跡）やピッチマーク（球が作る凹み）は、プレーに影響する場合、直してはいけない、というのが基本です。ご質問の状況のように、カラーからパターで寄せたい時に、そのライン上にディボット跡やピッチマークがあればプレーに影響が出る可能性は高いですが、直すことはできません。

ただ、直しても良い例外的な状況もあります。
一つは、後に影響する状況になることが分からずに直した場合です。例えば、セカンドショットを打った後に、その時作ったディボット跡や周辺のディボット跡に目土をして、先に進んだところ、球がOBに行ってしまったことを知った場合です。この場合は、セカンド地点からホールに近づかない1クラブレングス内の救済エリア内のディボット跡を直していますが、罰は受けません。ところが、打ち直さなければならないことを知った後で救済エリア内のディボット跡を直すと違反となります。
もう一つは、球が止まった後に他の人や動物により状況が悪化された場合です（規則8.1d）。例えば、ご質問の状況のようにカラーに球が止まり、そこからパターでプレーしたいと考えていたとします。その後に別のプレーヤーの球がライン上に落ちてピッチマークを作った場合、そのピッチマークは直すことができます。

2023.04.13回答　Mr.golfbaka