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Q&A球の直後の箇所がジェネラルエリアでない場合

いつも参考にしています。
「地面にくい込んでいる球の直後の箇所がジェネラルエリアでない状況の救済」についての質問(確認)です。
規則16.3の救済に際して「基点:ジェネラルエリアで球が地面にくい込んでいる場所の直後の箇所」と定められていますが、2023年版のオフィシャルガイド諸説16.3b/1(今回からの新しい諸説)を読むと「球が地面にくい込んでいる場所の直後の箇所がジェネラルエリアでない状況についての救済は、直後の箇所からホールに近づかない最も近い箇所をジェネラルエリアに見つけ、その箇所を基点とする。」、更に「ジェネラルエリアでホールに近づかない箇所を見つけるためには右または左にいくらか距離をとることが必要となるかもしれない。」と書かれ、従来思っていた基点の箇所の解釈を拡大したような内容です。つまり過去の質問回答(2019年9年24日付)では、バンカーのアゴのジェネラルエリアに止まった球の直後の基点がバンカー内であれば、それはバンカー内で、そこから1クラブ以内でジェネラルエリアがない場合は、あるがままか、アンプレヤブルの処置をとるしかないと書かれており、従来は直後の箇所一か所が基点と解釈されていましたが、新しい諸説の基点の決め方はジェネラルエリアを優先した柔軟な考え方に変わったようku椁Z廚┐泙靴拭・・w)質問(確認)ですが、今回の新しい諸説では、「直後の箇所から、いくらかの距離がとれるジェネラルエリアを基点とする」となっているのですが、ただ、どの程度の距離までゆるされるのか、距離の制限はないのか、よく分かりませんでした。
例えば、グリーンの周りにペナルティーエリア(グリーンに沿っては20メートル程の長さ)があり、そのペナルティーエリアのグリーン側のラインを超えたすぐの所のジェネラルエリアに球がくい込んで止まった。直後の箇所がライン上となりペナルティーエリア内になることから、今回の諸説の基点の決め方は「ジェネラルエリアに見つける」とあるので、直後の箇所から最も近いホールに近づかないジェネラルエリアが左側7メートル先にあった。その箇所を基点として1クラブ以内のジェネラルエリア、ホールに近づかない箇所にドロップし救済を受けた。
このように何メートルも先も認められるのであれば。アンプレヤブルの処置を取らざるを得ない状況が、ほぼなくなったように思えます(その箇所がブッシュ内ではアンプレヤブルの可能性あり)。
よろしくお願いします。
ゴルフ好きの幸さん
ご質問ありがとうございます!
そうですね、この改正により、ジェネラルエリアで地面に球がくい込んでいた場合、「旧規則のように救済エリアがジェネラルエリアに無い」という状況にはならず、ほとんどの場合、救済を受けることができるようになった、と捉えて良いと思います。詳説16.3b/1にも書いてありますが、球がジェネラルエリアで、球の直後の場所がジェネラルエリア以外の場合、ほとんどの場合は直後の箇所のすぐ近く(大抵はどちらかの横)にホールに近づかない基点とできる場所が存在するとは思いますが、コースエリアの形状によってはすぐ近くに基点を取れない場合もあると思います。詳説では「幾分」「いくらか」などと表現していますが、すぐ近くに基点が取れない場合でも「幾分」「いくらか」の距離を取ることでほとんどの場合は基点が取れるであろう、という意味で書かれているような印象を受けます。可能性としては、ご質問内容にあるように何メートルも離れることもあり得なくはないわけで、特に距離について制限などは無いと考えて良いと思います。
アンプレヤブルとの関係については、極々稀にラッキーな救済があるかも知れない、といった程度ではないかと思いますが、旧規則との違いが一番生じるのは、バンカーの壁にくい込んだ場合かもしれません。旧規則ではバンカーの壁にくい込んだ場合、ジェネラルエリアに救済エリアが存在せず罰なしの救済を受けることができない、という状況が発生しやすかったと思いますが、新規則ではほぼ救済を受けることができるようになるはずです。
2023.04.05回答 Mr.golfbaka
訂正 4.22
確認をとったところ、「球の直後の箇所」は、やはり今まで考えていた通り、地面に沿って考えた上での直後ということが分かりました。4/2の回答内で、ホールの方向に対して直後の場所と考えるのではないか、といった内容がありますが、そうではなく地面に沿って球の直後になりますので、垂直のバンカーの壁(バンカー内ではない)に球がくい込んだら、その真下が砂でなく壁なら、そこが基点となります。よって、バンカーの壁にくい込んだ球に関しては、基点から1クラブレングス内にドロップできるジェネラルエリアがない場合もあり、救済が受けられない場合もある、ということになります。
オフィシャルガイド内で『バンカーのすぐ上のへりや壁に球がくい込んだ場合も適用となる』という一文から、バンカーのへりや壁にくい込んだ球は救済可能という印象を受けていましたが、あくまでも『バンカー(砂)』のすぐ上にある場合という意味であった、ということでした。
上記回答内で『新規則ではほぼ救済を受けることができるようになるはずです』という最後の一文は取り消しということでお願い致します。
2023.04.22訂正 Mr.golfbaka
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