rockpine

Q&Aスタンスはそのままでも良いプレー禁止の修理地

ローカル・ルールにて、カート道はプレー禁止の修理扱いとする。但し、スタンスのみが障害となる場合は、そのままプレーすることができる。と明記されているのですが、救済(ドロップ)した際にボールはカート道の外・スタンスはカート道にかかっている場合にそのままプレーしたら誤所からのプレーとしてペナルテを科せられますか?
かっくんさん
ご質問ありがとうございます!
カート道などから救済を受ける場合、障害が生じているのが球のライについてなのか、スイング区域なのか、スタンスについてなのか、どの場合でも、ニアレストポイントと救済エリアを考える際は、それら全ての障害が無い場所というのが基本ですから、ご質問のケースは誤所からのプレーと考えられます。しかし、スタンスのみ障害となる場合はそのままプレーすることもできる、とも明記されているから、ややこしい、というわけですね。
このようなケースは、委員会が明確にしておくことが大事です。オフィシャルガイドのローカルルールの例では、スタンスのみ障害となる場合は障害が存在しない、といったものがあります。そのようにしておけば、文言の意味で悩むことは無くなると思います。ですが、これだとスタンスだけがかかる場合は救済を受けたくても受けられないわけですし、ローカルルールを良く読まずに普通のカート道の救済を受けたつもりが、スタンスも含めて考慮したがために誤所からのプレーになってしまった、というケースも発生するかもしれません。
海外のゴルフ場は良く知りませんが、日本のゴルフ場は、2本の軌道の間に芝があり、その下に誘導線が埋められたカート道も多くみかけます。このようなカート道の場合、その芝の部分で打つのは禁止したいのですが、スタンスをとるだけなら問題ありません。つまり、そこで打つのは禁止したいけど、スタンスのみの場合はプレーしても良いとする、ご質問内容のようなローカルルールを作りたい、というのは分かります。というわけで、例えば・・・こんな感じならどうでしょうか?

・プレーヤーの球が【問題のカート道】上にあるか、プレーヤーのスイング区域が【問題のカート道】にかかる場合、【問題のカート道】はプレー禁止区域として扱い、プレーヤーは規則16.1fの救済を受けなければならない(スタンスも考慮した救済)。
・【問題のカート道】がプレーヤーのスタンスにだけ障害となっている場合、【問題のカート道】はプレー禁止区域として扱わない。プレーヤーは救済を受けることもできるし、そのままプレーすることもできる。
2022.03.23回答 Mr.golfbaka
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