rockpine

Q&Aカート道のすぐ近くが急斜面の場合の救済

カート道に球がある時、救済のドロップしようとしても、その位置が崖になっていて、唯一ある平らな狭いポイントにドロップするしかないのですが、その位置にドロップすると、スタンスがカート道に掛かってしまいます。問題ないでしょうか?
また、カート道の向こう側が平らなポイントがなく、崖になっている場合は、そのまま打つか、アンプレするしかないでしょうか?
ようさん
ご質問ありがとうございます!
救済を受けた後、スタンスがカート道にかかる場所に球がある、ということは正しい救済エリアではない、ということになります。
落ちたら命を落としかねないような崖なら通常はOBやペナルティエリアとすると思いますので、崖ではなく芝の急斜面ということでイメージしてみると・・・
こんなイメージでしょうか?

このようにカート道右側が急斜面の状況があったとします。実質的に構えてプレーするのが不可能なくらい急斜面でも、そこがジェネラルエリアなら、この場合のニアレストポイントと救済エリアは右側になります。このイラストの状況の場合、カート道右側すぐのところにスタンスを取った際の球の位置、つまり急斜面上にニアレストポイントが決まり、そこから1クラブレングスホールに近づかない範囲(救済エリア)にドロップし、救済エリアを転がり出たら2回目のドロップ、また出たらプレース、といった手順を踏むことになります。
過去のご質問でも、木がかかる場合などについて回答しましたが、スタンスがまともに取れないことは救済とは関係ありません。例えば、真っ平らな場所などほとんど存在せず、フラットな場所でカート道の救済を受ける際も、若干傾斜がある場合がほとんどです。その傾斜が2度(何の問題もない)であろうと30度(かなりきつい)であろうと60度であろうと(普通にプレーは無理)関係ない、ということです。救済を受けた結果、プレーが不可能ならアンプレヤブルの処置を取るか、そうなることが事前に分かっているのなら救済を受けずにプレーした方が良い、ということになります。

では次のイラストをご覧ください。

一つ目のイラストと同じ地形ですが、右側がOBとなっている場合です。この場合、右側に若干のジェネラルエリアの幅がありますが、ニアレストポイントと救済エリアはスタンスがカート道にかからない場所でなければいけないので、正しいニアレストポイントはカート道左側になってきます。ちなみに、これは右利きの場合です。左利きのプレーヤーが元の球に対してそのままプレーしようしたときに、スタンスがギリギリ平らな場所に収まり、そのままプレーすることは出来るがカート道からの救済を受けることにすると、ニアレストポイントはカート道右側となり、救済を受けた後のスタンスは急斜面、ということになります。スタンスの場所がOBになるとかペナルティエリアになるとか、それもカート道の救済には関係ない、ということです。
2022.01.06回答 Mr.golfbaka
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