Ｑ＆Ａ救済エリアに止まった後に再ドロップした場合

Q＆A ジェネラルエリアで、異常なコース状態からの救済で正しくドロップした球が、救済エリア内に止まったにもかかわらず、プレーヤーは勘違いして再ドロップしてプレーしました。罰の有無は？　の回答で2打罰とありますが、規則１－３ｃ（４）複数の規則違反に対する罰の適用。の違反が1つの行為または関連する行為の結果であった場合の複数の手続きの違反で1打罰にはならないでしょうか。

須長雄介さん

ご質問ありがとうございます！
このケースは、規則1.3c(4)の関連する行為で罰は重複しないことになり2罰打となっています。
何が起きたのかというと、まず異常なコース状態からの救済を受け正しく救済エリアに止まりました。この時点でその救済は完全に終わり球は正しくインプレーの状態となっています。イメージとしては、何の問題もなくフェアウエイやラフに止まっている球と同じ扱いで、触ったり動かしたりすることはできず、球はそのままプレーしなければならない状態です。その状態でプレーヤーは勘違いにより再ドロップしたわけですので、規則9.4によりその球は1罰打でリプレースしなければならないわけです。しかし、プレーヤーはそのままプレーしてしまったので誤所からのプレーの2罰打（一般の罰）を受ける、ということになります。規則9.4からの流れで誤所からのプレーの罰を受ける場合、最初の1罰打は重複しないので（規則1.3c(4)）、合計で2罰打となります。

2022.02.05回答　Mr.golfbaka