rockpine

Q&Aボールの近くでの素振りでダフった(前回の質問の続き)

ボールの近くで素振りして半歩ぐら前に出てアドレスをするゴルファーは多くいると思います。うまい人やプロの素振りは、空中か、芝をこすってもブラッシング程度でターフを取ることがありませんが、先近見たYouTubeの動画では、その素振りで少しダフり、そのターフ跡をクラブのソールでトントンと叩いてからアドレスに入っていました。それと類似のケースで、自分のボールがグリーンエッジに止まっている時などは自分のボールの近くあるピッチマークなどには触れないようにしていますが、自分のボールからどのくらい離れていたら直していいのか気になっていました。今回の回答では、スタンス、プレーの線上、ボールなどから20cm~30cm離れていれば一般的にはライの改善にはならないと言えるということでしょうか。
寒さに弱いゴルファーさん
ご質問ありがとうございます!
球のライ、スイング区域、スタンス区域、プレーの線、それら全てから20~30cm離れていれば、ほとんどの場合はそれらの改善にはならない、とは思いますが、「20cm離れていれば違反とはならない」というわけではありません。「何cm離れていれば良い」といった数値的な決まりはなく、それよりもプレーヤーが素振りで作ったディボット跡が、次のプレーをする上で、スイング・スタンス、プレーの線について気になる場所にあるかどうか、ということを考慮すべきです。気になる、ということはプレーに影響する場所かもしれず、直すと改善の違反になる可能性がある、ということになります。そう考えた時に、20cm~30cm離れていれば、ほとんどの場合は改善とはならないでしょうが、例えば、初心者の方が球の手前20cmにディボット跡を作ってしまった場合、その球をプレーしようとするとそのディボット跡がスイングに影響すると考えられる場合もあるかもしれません。その場合は直すことはできない、ということになります。
いずれにしても、規則1.2の中では「不必要にコースを傷つけない」といった記載があり、旧規則では第1章エチケットの項目で「練習スイングでディボットを取らないようすべき」といった記載がありましたので、規則違反となるかどうかはさておき、マナーとしてやらないように努めるべき事、ということが言えます。
2022.01.24回答 Mr.golfbaka
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