Ｑ＆Ａグリーンにパターを押し付けてからテークバックする

規則8.1b(4)でクラブを地面に押し付ける行為は認められないとされています。グリーン上のパッティングの際に常にクラブヘッドを地面に押し付け、その反動でテークバックをする方がいます。この場合、クラブを押し付けただけで一般の罰が科されますか、それとも押さえ付けた結果ストロークに影響を及ぼす状態を改善したかどうかを判定した上で罰が科されますか。後者の場合だと、特にグリーン上の場合はさほどの改善は無い様にも思われ、実質的にクラブを押し付ける行為は可能となってしまいます。

ゴルフチョフさん

ご質問ありがとうございます！
規則の解釈8.1b/1では、クラブを下に押し付けることによってライやスイング区域を改善する場合、罰を受けることを言及しています。逆に言えば、もし全く何も状況が変えられていないのであればクラブを下に押し付けても罰はない、と捉えることができます。極端に考えてみますと、アスファルトでできたカート道に止まった球をプレーする際に、球の直前のアスファルトに強くクラブを押し付けても何ら影響はないでしょうから、それだけでは罰はない、ということになります。ご質問のケースのようにグリーン上の場合、押し付ける強さと芝や土の固さにもよると思いますが、球の直前の芝に少しでも凹みができれば違反となる可能性は高いと思いますので、そのようなストローク方法はやめた方が良いと思います。

2021.03.08回答　Mr.golfbaka