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Q&Aペナルティエリアの処置をしてプレーした後にペナルティエリアの外で見つかる

急な打ち下ろし、ティーイングエリアのすぐ前にブッシュ+クリーク(全体がレッドペナルティエリア)があるPar3でのことです。同伴者の打ったミスショットが手前からコロコロ転がってレッドペナルティに消えていきました。同伴者はレッドペナルティエリアを最後に横切った地点とピンを結んだ後方線上にドロップして3打目をプレーした後、カートでグリーンに向かうと1打目の球がブッシュ・枯れたクリークを転がり超えてジェネラルエリアまで出てきていました。その時は競技でもなかったので見つかった球を2打目としてプレーを続けましたが、競技の場合はどのようにするのが正しいかったのでしょうか。暫定球の場合は元の球が見つかったら原則その球をプレーしなければならないと思いますが、今回はレッドペナルティエリアとしての処置をしていた(かつ、実際には1打目でレッドペナルティエリアには入っていなかった)ので正しい処置が気になっております。
りょうたさん
ご質問ありがとうございます!
ペナルティエリアの処置で迷うケースですね。ご質問のケースでは、ペナルティエリアに入ったことが「95%以上」と確信して処置したのであれば、正しくペナルティエリアの処置をしたことになり、その後で最初の球が見つかっても、もはやプレーすることはできません。つまりペナルティエリアの処置をした球でプレーを続けていかなければならない、ということです。このような状況で、最初の球があったからといってその球をプレーすると誤球のプレーになります。さらに、本来プレーしていくべき球をプレーしていかなかったことによりそのホールをホールアウトしていないことになり、競技失格となるでしょう。
もし、「95%以上」の確信がないのであれば、ペナルティエリアの救済を受けることはできません。この場合、最初の球が見つからなければ前回プレーした場所(このケースではティーイングエリア)から3打目としてプレーしなければならないので、ペナルティエリアの救済の場所にドロップしてプレーしたことにより、ストロークと距離の1罰打+誤所からのプレー計3罰打を受けることになります。
プライベートゴルフであれば何でも良いでしょうが、競技の場合はまず、ペナルティエリアに入ったかどうかを明確にする(95%以上かそうでないか)ことが大事です。ペナルティエリア内で球が見つかれば話は早いですが、見当たらない場合はペナルティエリアの外で紛失している可能性なども考え、捜索時間の3分間以内に95%以上かどうか判断することになります。捜索時間の3分間が経ってもペナルティエリアに入った可能性について判断できないのであれば、それは紛失球とみなすしかないでしょう。そして、ペナルティエリアに入ったことが95%以上という状況であればペナルティエリアの処置をすれば良いですし、95%以上とは言えず球も3分以内に見つからなければ元の場所からプレーすることになります。
2021.03.04回答 Mr.golfbaka
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