rockpine

Q&Aバンカー内の水たまりで最大限の救済を受けた後の選択肢

いつもお世話になっております。今回はバンカー内の球が一時的な水による障害がある場合について教えて下さい。完全な救済のニアレストポイントがない時、最大限の救済はプレイヤーがより水が浅いと考えた基点とし、ホールに近づかない1クラブレングス以内にドロップしたにもかかわらず、球はかなり深い水の中に転がりました(救済エリア内)。当然再ドロップは出来ませんよね? その際、(1)16.1c/1バンカー外の後方線上救済(1罰打) (2)19.3aの3のアンプレヤブル救済(1罰打) (3)9.4bの1罰打で球を元の浅い箇所に戻す 以上3つの選択肢と考えてよろしいでしょうか?
規則書ラブさん
ご質問ありがとうございます!
あまり遭遇することのない規則ですので気にしていませんでしたが、規則改正でその内容がかなり変わった規則ですね。旧規則では、最大限の救済を受けることができるポイントにドロップすることを求めており、そこから転がって水の深い場所に行ってしまったような場合は、公正の理念で再ドロップできるといった裁定もありました。現在の規則では「最大限の救済を受けることができるポイント」をニアレストポイントのように扱い、そこを基点とした救済エリア内にドロップすることになっています。従ってご質問のようなことも起こり得ることになります。このケースでは、球は正しくインプレーになっていますので、9.4は適用されません。この状況でのプレーヤーの選択肢は
・そのままプレーする
・ストロークと距離の救済(1罰打)
・バンカー外後方線上の救済(1罰打)
・アンプレヤブルの救済(1罰打または2罰打)
といったところになります。実際にこのような状況になったら、そのままプレーするか、前回ストロークをしたのがバンカー外の良い場所だったのならそこからプレーできる「ストロークと距離の救済」を選択するか、そうでなければ16.1c(2)のバンカー外後方線上での救済を受ける、といったところになると思います。アンプレヤブルの処置を選択しても良いですが、メリットはほとんどなさそうです。
2020.11.02回答 Mr.golfbaka
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