Ｑ＆Ａ地面にくい込んだ球の救済

最近雨上がりのゴルフが多く、ボールが地面に食い込むことが多く、その時の救済はあるのか？　地面にどの程度食い込んだら救済が受けられるのか？　ラフでも救済は受けられるのか？　その救済方法を教えて下さい。

アプローチさん

ご質問ありがとうございます！
球が地面にくい込んだ場合、特にローカルルールがなければジェネラルエリア全体が救済の対象区域になりますので、ラフでも救済は受けられます。救済可となる「球が地面にくい込んだ状態」とは、球の一部が地表面より下に埋もれた状態となっている状態です。何ミリとか具体的な数値はなく、ほんの少しでも地表面より下に埋もれていれば対象となります。ただし、これはその球自身が空中を飛んで落下した時の衝撃によりくい込んだものでなければなりません。例えば、ストロークしたときに球の上部をたたいてしまい、そのまま空中をとぶことなく球が埋もれた場合はこの救済の対象とはなりませんし、他の球によってできた（つまり球が止まる前からそこにあった）ピッチマークに球が入ってしまった場合も救済の対象とはなりません。
救済の方法としては、球の直後の場所から1クラブレングスでホールに近づかない範囲（ただしジェネラルエリアに限る）が救済エリアになりますので、その範囲にドロップしてその範囲内で止まれば救済完了となります。球の直後の場所が基点ですので、球のあった場所にあるピッチマークは救済エリア外ということになり、プレーに影響しないのであれば事前に直しても問題ありません。

2020.09.29回答　Mr.golfbaka