rockpine

Q&A池に入ったかもしれない場合の処置

いろいろと勉強させていただいております。同じ内容な質問になるかとおもいますが。
ティーショットが池方向で辺りを探しても見つからないので池に入ったとしてその処置をしてホールアウトしました。その後次のティへ向かうところで後ろの組が池に入ったと思われていたボールがあったと教えてくれました。この場合戻ってボールがあった場所からやり直しが正解ですか? 次のティーショットを打った時点で失格でしょうか?
よろしくお願いします。

(2020.2.28の回答)
A.
池に入ったことが「分かっているか事実上確実」といえる状況で処置したのであれば、正しく池の処置をしたことになります。「事実上確実」とは、様々な状況を考慮したうえで95%以上の可能性があることを意味しています。池の方に飛んで行ったことは間違いなく、距離的にも池の辺り、池の周りは綺麗に整備されている、といった状況で周囲に球が見当たらなければ、池に入った可能性が95%以上と考えることができるでしょう。しかし、そうとは言えない状況で、3分間以内に見つからなければ紛失球として処置しなければなりません。いずれにしても、ご質問のケースは別の球をインプレーにしているので、最初の球はもはやプレーすることはできません。その池の処置が「分かっているか事実上確実」のもとに処置したのであれば、正しく処置したことになり、そうでなければ、紛失球によりストロークと距離に基づく処置(1罰打でティーショットを打ち直し)をしなければいけないところ、誤った場所からプレーしたことになります。この場合の誤所からのプレーは「重大な違反」となる可能性が高く、その場合、次ホールのプレーに入る前に誤りを訂正しなければなりません。この場合の誤りの訂正とは、ティーイングエリアからストロークと距離の1罰打と誤所からのプレーの2罰打の計3罰打を加え、5打目をプレーすることになります。

との回答でしたが、同伴競技者が池だと認めた場合は池からの処置でいいのでしょうか? 後ろの組がボールを見つけた場合でも同伴競技者が認めているので大丈夫なのか。ロストボールの可能性もあるので暫定球は打てますか? 入ったのか入らないのかあいまいな時はどのようにすればいいのでしょうか? 95%確実でなければロストボールの扱いと解釈すればいいのでしょうか? ロストボールの可能性もある場合は暫定球は打てるのでしょうか
サクさん
ご質問ありがとうございます!
規則では95%以上の可能性で事実上確実として扱うよう定めています。これは非常に曖昧なのですが、きっちりと決めることができないことでもあります。例えば、ご質問内容に、同伴競技者が認めれば良いか? とありますが、そういうわけではありません。その考え方の場合、紛失の可能性が高くても同伴競技者に認めてもらえれば池の処置で進めることになってしまいます。同伴競技者が池に入ったのを確認した、というのであれば話は異なります。例えば、実際に池に入ったのを見ていなくても、球の落ち際まで見ていて、「池のすぐ手前に落ちたのを見た」と証言しており、行ってみたら池の手前には球は残っていなかった、というような状況であれば池に入ったことが事実上確実と言える場合もあるでしょう。入手できる情報を全て考慮した時に5%より高い可能性で「池ではないかもしれない」と考えられるのなら、3分以内に見つからなければ紛失球として処置するしかありません。このような考え方を基に正しく処置したのであれば、その後で後続組が球を見つけたことは関係ありません。
ご質問のケースで、もし池に入ったことが事実上確実とは言えない状況で処置して進んでいたのなら、ティーショットを3打目として打ち直ししなければならないところ、前に進んだ場所からプレーしているので、3打目を誤所からプレーしたことになります。その場所がティーイングエリアよりかなり有益といえるほどホールに近い場所であれば誤所からのプレーの重大な違反となり、次のホールのプレーに入る前に正しくティーイングエリアからプレーし直さなければ失格となります。
池の方に飛んで行った場合でも、池以外で紛失するかもしれないと考えられる場合は暫定球をプレーすることは可能です。
2020.07.19回答 Mr.golfbaka
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